公認心理師の過去問
第2回(2019年)
午後 問106
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問題
公認心理師試験 第2回(2019年) 午後 問106 (訂正依頼・報告はこちら)
自殺の予防の観点から、自殺のリスクが最も低い因子を1つ選べ。
- 精神障害
- 自殺企図歴
- 中年期の女性
- 社会的支援の欠如
- 自殺手段への容易なアクセス
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この過去問の解説 (2件)
01
自殺の危険因子として、以下のものが挙げられます。
・喪失体験(身近な人との死別体験など)
・精神疾患・身体疾患への罹患、それらに対する悩み
・ソーシャルサポートの欠如
・自殺企図手段に簡単にアクセスできること
・過去の自殺企図・自傷歴、ほか
選択肢の中では、3の「中年期の女性」というだけでは自殺の危険因子とは認められないため、3が正解になります。
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02
【正解:3】
厚労省(※)によれば、自殺の危険因子としては以下のものが挙げられています。
【過去の自殺企図・自傷歴、喪失体験、苦痛な体験、職業問題・経済問題・生活問題、精神疾患・身体疾患の罹患およびそれらに対する悩み、ソーシャルサポートの欠如、自殺企図手段への容易なアクセス、自殺につながりやすい心理状態、望ましくない対処行動、危険行動、その他】
選択肢の中で、3以外は全て上記に含まれています。よって正解は3となります。なお、女性の自殺は15歳~29歳で最も多くなると言われています。
※https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/4_13.pdf(R.3.5.23取得)
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