公認心理師の過去問
第3回(2020年)
午後 問99
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問題
公認心理師試験 第3回(2020年) 午後 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
我が国のキャリア教育において、文部科学省が示した小学校段階のキャリア発達の特徴について、最も適切なものを1つ選べ。
- 低学年では、計画づくりの必要性に気づき、作業の手順が分かる。
- 低学年では、仕事における役割の関連性や変化に気づくようになる。
- 中学年では、将来の夢や希望を持ち、実現を目指して努力しようとする。
- 高学年では、自分のことは自分で行うようになる。
- 高学年では、自分の長所や短所に気づき、自分らしさを発揮するようになる。
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この過去問の解説 (3件)
01
正答は5です。
1 小学校キャリア教育の手引きによると、「計画づくりの必要性に気付き、作業の手順が分かる」のは中学年の特徴となるため、記述は誤りとなります。
低学年の特徴としては、「決められた時間やきまりを守ろうとする」「作業の準備や片付けをする」ことが挙げられています。
2 「仕事における役割の関連性や変化に気付く」は高学年の特徴となるため、記述は誤りとなります。
低学年の特徴としては、「家の手伝いや割り当てられた仕事・役割の必要性が分かる」などが挙げられます。
3 「将来の夢や希望を持ち、実現を目指して努力しようとする」は高学年の特徴となるため、記述は誤りとなります。
中学年の特徴としては、「自分のやりたいこと、よいと思うことなどを考え、進んで取り組む」などが挙げられます。
4 「自分のことは自分で行おうとする」は低学年の特徴となるため、記述は誤りとなります。
高学年の特徴としては、「自分の仕事に対して責任をもち、見付けた課題を自分の力で解決しようとする」などが挙げられます。
5 記述のとおりです。
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02
正答は5です。
キャリア教育に関する問題です。
これまで進路指導といわれてきた進路相談は、最近はキャリア教育として、再定義されています。
文部科学省は、小学校段階のキャリア発達の特徴について、次のように示しています。
〇小学校低学年では、自分のことは自分で行うようになる能力が必要です。
〇小学校中学年では、計画づくりの必要性に気づき、作業の手順がわかる力が求められます。
〇小学校高学年では、
自分の長所や短所に気づき、自分らしさを発揮するようになること、
仕事における役割の関連性や変化に気づくようになること、
将来の夢や希望を持ち、実現を目指して努力しようとすること、
これらの態度の育成が求められます。
1.中学年の特徴です。
2.高学年の特徴です。
3.高学年の特徴です。
4.低学年の特徴です。
5.解説の通りです。
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03
正答は5です。
1 .「計画づくりの必要性に気づき、作業の手順が分かる」のは、中学年の特徴ですので、記述は誤りです。
低学年の特徴としては、「作業の準備や片付けをする」「決められた時間や、生活の決まりを守ろうとする」などが挙げられています。
2 .「仕事における役割の関連性や変化に気づくようになる」のは、高学年の特徴ですので、記述は誤りです。
低学年の特徴としては、「家の手伝いや割り当てられた仕事・役割の必要性がわかる」などが挙げられます。
3 .「将来の夢や希望を持ち、実現を目指して努力しようとする」のは、高学年の特徴ですので、記述は誤りです。
中学年の特徴としては、「自分のやりたいこと、よいと思うことなどを考え、進んで取り組む」などが挙げられています。
4 .「自分のことは自分で行うようになる」のは、低学年の特徴ですので、記述は誤りです。
高学年の特徴としては、「自分の仕事に対して責任をもち、見付けた課題を自分の力で解決しようとする」などが挙げられます。
5 .記述の通りです。
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