公認心理師の過去問
第4回(2021年)
午前 問25
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問題
公認心理師試験 第4回(2021年) 午前 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
ホルモンの作用の説明として、正しいものを1つ選べ。
- メラトニンは睡眠を促す。
- インスリンは血糖値を上げる。
- 副腎皮質ホルモンは血圧を下げる。
- プロラクチンは乳汁分泌を抑制する。
- 抗利尿ホルモンは血中のナトリウム濃度を上げる。
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この過去問の解説 (2件)
01
正答は1です。
1. メラトニンは、脳の松果体と呼ばれる部分から分泌されます。
自然な眠りを誘う作用があります。
2. インスリンは、血糖値を一定に保つ働きがあります。
膵臓のβ細胞から分泌されます。
3. 副腎皮質ホルモンの糖質コルチコイド(コルチゾールなど)は、抗炎症作用があります。
電解質コルチコイド(アルドステロンなど)は、血圧を維持する作用があります。
4. プロラクチン(PRL)は、乳汁生成と分泌、排卵抑制のホルモンです。
5. 抗利尿ホルモン(ADH)は、腎臓で水の再吸収促進、尿量の調節をするホルモンです。
体内に水分が保持されると、体内のナトリウム濃度は下がります。
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02
ホルモンは、健康維持のために体内のさまざまな機能を調整する働きをしています。ホルモンのバランスが崩れる、分泌されすぎると体調不良を起こす事があります。
この問題では、ホルモンの種類、作用についての知識が問われています。
では、選択肢を見てみましょう。
正答です。
メラトニンには、睡眠リズムを作り、良い睡眠を促してくれます。
また、リラックスさせる、集中力を高める作用もあります。
誤りです。
インスリンは、糖の代謝を調節し、血糖値を保つ(下げる)作用があります。
誤りです。
副腎皮質ホルモンは、塩分・カリウム・水分などのバランスを整える、血液量や血圧の維持をする作用があります。
誤りです。
プロラクチンは、乳汁分泌を増加させる作用があります。
誤りです。
抗利尿ホルモンは、利尿を抑制する、体内の水分量を増加する作用があります。
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