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公認心理師の過去問 第4回(2021年) 午前 問63

問題

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公認心理師Aが主演者である学会発表において、実験結果の報告のためのスライドを準備している。実験の背景、目的、結果、考察などをまとめた。Aは他者の先行研究で示された実験結果の一部を参考論文から抜き出し、出所を明らかにすることなく自分のデータとして図を含めてスライドに記述した。
このまま発表する場合、該当する不正行為を1つ選べ。
   1 .
盗用
   2 .
改ざん
   3 .
ねつ造
   4 .
多重投稿
   5 .
利益相反
( 公認心理師試験 第4回(2021年) 午前 問63 )
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この過去問の解説 (2件)

2

正答は1です。

研究倫理について問われています。

心理学では人を対象とした研究が多く行われますので、調査対象者に配慮をした研究計画を立てます。

調査対象者が不利益を被らないよう配慮が必要です。

研究者には守るべき研究倫理があります。

研究不正を行わないことも研究倫理に含まれます。

1.他者の先行研究で示された結果を、出典を明らかにすることなく自分の発表内容として掲載した場合、盗用にあたります。

他者の先行研究の内容を引用する場合には、出典元を明記しなければなりません。

2.改ざんは、研究結果の数値や結果などを書き換えることです。

3.ねつ造は、架空のデータを作り、あたかも実際の研究で得られたかのように記載をしたり、発表をしたりすることです。

4.多重投稿は、複数の学会や掲載箇所に、同一の研究や論文などを投稿することです。

5.利益相反は、一方に利益があると同時に、他方に不利益が生じることです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

正解は1です。

1.→〇

盗用とは、今回の様にデータだけでなく、文章やグラフなどを出所を明らかにすることなく使用することです。引用したデータの付近に出所を記載しましょう。さらに、論文の最後の項目に「引用文献」や「参考文献」と記し、引用や参考にした論文を記載しましょう

2.→✖

改ざんとは、得られたデータを仮説に沿う形に数値を変えるなどの真実ではない形に変えることです。

3.→✖

ねつ造とは、実験を行っていないのにデータを集めたことにするなど、存在しないものを作成することです。

4.→✖

多重投稿とは、同じ論文を複数の雑誌に同時に投稿することです。

5.→✖

利益相反とは、研究の結果が利益を及ぼす可能性があることです。そのため、研究の支援など利害関係が疑われる可能性があるものを申告するとよいでしょう。そうすることで、利害関係にあるからこその結果かもしれないというバイアスに気づくことができる場合があります。

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