公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午前 問9
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午前 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
記憶障害について、正しいものを1つ選べ。
- WMS-Rは記憶障害の性質を分析できる。
- Korsakoff症候群は記憶の保持ができない。
- 獲得された過去の記憶が想起できないことを前向性健忘という。
- 想起障害は手がかりによって思い出すことができる場合を指す。
- 体験が想起できないエピソード記憶障害は潜在記憶の障害である。
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この過去問の解説 (2件)
01
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02
記憶障害の種類や特性、記憶障害を生じる疾患、心理検査などの知識を問われた問題です。
WMS‐Rは「ウエクスラー記憶検査」のことです。記憶のさまざまな面を測定することができる心理検査です。
コルサコフ症候群は記銘力や見当識の障害、作話などが主な症状として表れます。
健忘には「前向性健忘」と「逆行性健忘」があります。「前向性健忘」は新しいことを覚えることができません。過去の記憶が想起できないのは「逆行性健忘」です。
想起障害では、手がかりの有無にかかわらず、記憶を想起することに障害がみられます。
エピソード記憶は顕在記憶なので、潜在記憶の障害ではなく、顕在記憶の障害です。
WMS-Rは心理検査でも出てくるので、下位項目なども確認しておく必要があります。記憶の種類も整理して理解しておく必要があります。
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