公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午前 問14
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午前 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
「関与しながらの観察」について、最も適切なものを1つ選べ。
- 関与も観察もともに観察者だけが行うことである。
- H. S. Sullivanが提唱した実験的観察法に関する概念である。
- 関与と観察は不可分のものであるため、観察者は中立的に参加しながら観察を行う。
- 観察者は現象に人為的な操作を加え、条件を統制したり関与したりしながら観察を行う。
- 観察者は自身が1つの道具としての性質を持っており、自らの存在の影響を排除できない。
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この過去問の解説 (2件)
01
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02
H.S.Sullivanの「関与しながらの観察」についての問題です。
観察者だけが行うことではなく、被観察者と観察者の間に相互作用が生じ、両者が関与します。
実験的観察法ではなく、治療者と患者関係について述べています。
「関与しながらの観察」は治療関係において、観察者は中立的に参加することはできず、相互に影響を与えながら観察を行うという考え方です。
観察者は、ありのままを観察するために、「人為的な操作」や「条件を統制すること」を極力控えるようにします。
適切です。
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