公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午前 問15

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午前 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

NEO-PI-Rについて、正しいものを1つ選べ。
  • G. W. Allportが開発した。
  • 人格の類型論が背景にある。
  • 誠実性と調和性は後から加えられた。
  • 敵意は外向性の下位次元に含まれる。
  • 各人格次元にはそれぞれ2つの下位次元がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

NEO-PI-Rについての知識を問う問題です。

選択肢1. G. W. Allportが開発した。

NEO-PI-Rは、「R.R.McCrae」と「P.T.Costa」により開発されました。

選択肢2. 人格の類型論が背景にある。

NEO-PI-Rは、「BigFiveの5因子」に基づいており、「BigFiveの5因子」は「特性論」に依拠しています。

選択肢3. 誠実性と調和性は後から加えられた。

適切です。NEO-PI-Rは、「神経症傾向」「外向性」「開放性」の3因子に、「誠実性」「調和性」が加えられて、5次元となりました。

選択肢4. 敵意は外向性の下位次元に含まれる。

敵意は「神経症傾向」の下位次元に含まれます。

選択肢5. 各人格次元にはそれぞれ2つの下位次元がある。

それぞれ、6つの下位次元があります。

まとめ

NEO-PI-Rは、質問紙法の性格検査で、青年期から高齢者まで使用できます。

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02

正解は3です。

  1. 1. NEO-PI-RはCostaとMcCraeによって開発されたものです。G. W. Allportは人格の特性論を提唱した人物です。
  2. 2. 類型論ではなく特性論です。
  3. 3. 3つの特性(神経症傾向、外向性、開放性)に後から2つの特性(誠実性と調和性)が追加されました。
  4. 4. 敵意は神経症傾向の下位次元に含まれます。
  5. 5. 各人格次元には、それぞれ6つの下位次元があります。

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