公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午前 問43

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午前 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

いじめ防止対策推進法におけるいじめの定義として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 自分よりも弱い者に対し一方的に与える身体的・心理的な攻撃であること
  • 身体的・心理的な攻撃が継続的に加えられ、相手が深刻な苦痛を感じていること
  • 一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じていること
  • 一定の人的関係のある他の児童生徒から、心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを含む。)を受け、それによって心身の苦痛を感じているということ

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

  1. 1. 「自分より弱い者」という定義はありません。
  2. 2. 「継続的」とは限りません。また、「深刻な苦痛」ではなくとも、苦痛を感じた時点でいじめと言えます。
  3. 3. 「精神的な苦痛」だけでなく「身体的な苦痛」も含まれます。
  4. 4. 先に述べた修正点を全て網羅しているのは4になります。

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02

正解は4です。

いじめ防止対策推進法第2条では、いじめを「当該児童等が在籍している学校に在籍している等当該児童と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう」と定義しています。

1.→✖

弱い者に対して行われる行為とは定められていません。

2.→✖

いじめが行われた期間は定められていません。また、深刻でなくても当該児童が苦痛に感じたのであればいじめに当たります。

3.→✖

苦痛の種類は精神的に限定されていません。

4.→〇

いじめ防止対策推進法の第2条に定められている通りです。

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