公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午前 問66
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午前 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
中学校の担任教師が担当する5名の生徒について、日常の様子と知能検査の結果を参照して次のように考えている。Aは怠学傾向がみられそもそも勉強に関心が向いていない。Bは知能指数が高いにもかかわらず学力が向上しない。Cの学力が向上しない理由は知能指数の低さにありそうだ。Dは知能指数が低いことに加え、注意散漫で授業に集中できない。Eは知能指数が低いにもかかわらず学力が高い。
5名の生徒のうち、アンダーアチーバーが疑われる生徒として、最も適切なものを1つ選べ。
5名の生徒のうち、アンダーアチーバーが疑われる生徒として、最も適切なものを1つ選べ。
- A
- B
- C
- D
- E
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は2です。
アンダーアチーバーとは、本人の持っている能力から期待される成果より低い結果が見られる状態のことです。
1.→×
学習への関心がないことを示しています。成果の言及はありません。
2.→○
知能指数から予測される成果より、低い結果がでています。アンダーアチーバーに当てはまります。
3.→×
知能指数が低いために、成果が低いのは不自然ではありません。
4.→×
知能指数が低いことに加え、ADHDと思われる症状も記されています。学力について記されてはいませんが、学力が低い場合の要因であると考えられます。
5.→×
オーバーアチーバーといわれる状態のことです。本人の持っている能力から期待される成果より、高い結果をだす状態のことをいいます。
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02
アンダーアチーバーは、知的水準から想定されるよりも、学力が低い水準にあるもののことです。
怠学傾向がみられそもそも勉強に関心が向いていないAは、アンダーアチーバーかどうかはわかりません。
Bは知能指数が高いにもかかわらず学力が向上しませんので、アンダーアチーバーにあてはまります。
知能指数の低さがみられるCは、アンダーアチーバーかどうかはわかりません。
Cは知的指数が低く、学力が向上しないということですので、知的水準から想定されるものより高い学力は有していないと推測されます。
知能指数が低いことに加え、注意散漫で授業に集中できないDは、アンダーアチーバーとは判断ができません。
Eは知能指数が低いにもかかわらず学力が高いとのことですので、アンダーアチーバーとは判断ができません。
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