公認心理師の過去問 第1回 追加試験(2018年) 午後 問97
この過去問の解説 (3件)
生徒指導に関する問題です。
生徒指導は、教育課程における特定の教科等で行われるものではなく、教育課程の全ての領域において機能するように求められています。
進路指導は、生徒が将来の進路を適切に選択・決定していくための力を育てる教育活動です。
生徒指導は、児童生徒が社会生活において必要とされる資質や能力を育てる教育活動です。
問題行動を叱責・罰則により抑制するだけではなく、児童生徒自らが問題行動を行わなくなるように指導をする教育活動です。
「個別指導」だけでなく、「集団指導」も行われます。
適切です。生徒指導は、個性の伸長を図りながら、社会的な資質や行動を高めることを目指して行われる教育活動です。
生徒指導提要とは、生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書です。小学校から高等学校までの生徒指導の理論・考え方・実際の指導方法などがまとめられています。
生徒指導への理解が問われています。
生徒指導は、教育課程における特定の教科等で行われるものではありません。
生徒指導提要 第1章1節によると、教育課程のすべての領域において機能することが求められています。
学校全体として計画的に取り組む進路指導は、生徒が将来の進路を適切に選択・決定していくための能力を育むための教育活動です。
生徒指導は、社会生活において必要な資質や能力を育むための教育活動です。
非行や暴力行為など問題行動を叱責・罰則によって抑制するだけではなく、児童生徒の内面に変化が生じるようにする教育活動です。
校則に基づいて児童生徒に対して行われる指導は、個別指導だけではなく、集団指導でも行われます。
生徒指導は、児童生徒の社会的な資質や行動力を高めることを目指して行われる、教育活動全般のことをいいます。
個性の伸長を図りながら行われる教育活動です。
正解は5です。
生徒指導提要では、生徒に自己存在感を与えること・共感的な関係の育成・自己決定し可能性を広げる援助という目標が掲げられています。
1.→×
特定の教科で行われるものではありません。
2.→×
進路指導に限局されません。
3.→×
問題行動に焦点は当てていません。問題行動も一様に叱責や罰則で改善するものでもありません。
4.→×
校則に基づくかは、校風にもよるかと思いますが、個々は尊重しますが個別指導を中心としているわけではありません。
5.→○
生徒指導提要の3番目の目標にあたります。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。