公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問100
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
ストレス反応について、正しいものを1つ選べ。
- 甲状腺ホルモンは代謝を促進する。
- コルチゾールは肝臓における糖分解を促進する。
- コルチコトロピン放出ホルモン<CRH>は下垂体後葉を刺激する。
- ストレスに長期間暴露され、疲弊状態になると免疫系が活性化される。
- ストレス反応の第1段階は短時間で終わる視床下部からのホルモン分泌である。
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この過去問の解説 (3件)
01
ストレス反応についての理解が問われています。
記述のとおり、甲状腺ホルモンは代謝を促します。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。
肝臓における糖新生を促進します。
「下垂体後葉」が誤りです。
コルチコトロピン放出ホルモン<CRH>は「下垂体前葉」から分泌され、副腎皮質ホルモンの分泌を促します。
「活性化される」が誤りです。
ストレスに長期間暴露され、疲弊状態になると、免疫系が低下します。
ストレス刺激によって起きる生理学的変化は、短時間で終わる視床下部からのホルモン分泌のみではなく、副腎皮質の肥大や、リンパ節の萎縮など、様々なものがあります。
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02
ストレス反応についての問題です。
甲状腺ホルモンは甲状腺から分泌され、細胞の代謝を促進します。
コルチゾールは副腎皮質ホルモンで、肝臓の糖新生を促進します。
コルチコトロドピン放出ホルモンは脳下垂体前葉から分泌される副腎皮質刺激ホルモンの分泌を促します。
長期間、ストレスにさらされ、疲弊状態になると免疫系の機能が低下します。
H.Selyeのストレス理論では、視床下部からのホルモン分泌だけではなく、さまざまな生理学的変化が起こるとされています。
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03
正解は1です。
1.→○
甲状腺ホルモンは甲状腺を刺激することで、代謝を促進させる作用があります。
2.→×
コルチゾールは糖分解ではなく、むしろ糖を合成する作用があります。
3.→×
コルチコトロピン放出ホルモンは、下垂体前葉を刺激します。
4.→×
ストレスに長時間暴露されると、コルチゾールの分泌が長時間になるので免疫系は抑えられます。
5.→×
第一段階には視床下部からのホルモン分泌だけでなく、他の連鎖したホルモンの働きなども含みます。
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