公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問99

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問99 (訂正依頼・報告はこちら)

睡眠について、正しいものを1つ選べ。
  • 夢を見るのはノンレム睡眠である。
  • ノンレム睡眠は逆説睡眠とも呼ばれる。
  • 陰茎の勃起が起こるのはレム睡眠である。
  • 全身の骨格筋が緊張するのはレム睡眠である。
  • ノンレム睡眠は脳波によって第1期から第6期に分けられる。

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この過去問の解説 (3件)

01

睡眠についての問題です。

選択肢1. 夢を見るのはノンレム睡眠である。

夢は眠りの浅いレム睡眠の時に見ることが多いとされています。

選択肢2. ノンレム睡眠は逆説睡眠とも呼ばれる。

逆説睡眠とは、身体は寝ているにも関わらず、脳が覚醒状態にあることです。レム睡眠と同様の状態をいいます。

選択肢3. 陰茎の勃起が起こるのはレム睡眠である。

適切です。レム睡眠時は自律神経が不規則に変化するため、陰茎の勃起が起こりやすいです。

選択肢4. 全身の骨格筋が緊張するのはレム睡眠である。

レム睡眠時は、脳が覚醒状態にあり、身体は休息している状態です。全身の骨格筋の緊張は緩んでいます。

選択肢5. ノンレム睡眠は脳波によって第1期から第6期に分けられる。

ノンレム睡眠は脳波によって、第1期から第4期に分けられます。

まとめ

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。それぞれの特徴を整理して覚えておく必要があります。レム(REM)とは、急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の頭文字からとられています。「目が動いている→夢を見る」で覚えると良いかもしれません。

参考になった数6

02

睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠が交互に現れ、両者は眠りの深さが違います。

選択肢1. 夢を見るのはノンレム睡眠である。

夢を見るのはレム睡眠です。

レム睡眠は浅い眠りの状態であり、急速眼球運動を伴います。

選択肢2. ノンレム睡眠は逆説睡眠とも呼ばれる。

逆説睡眠と呼ばれるのは、レム睡眠です。

逆説睡眠とは、身体は寝ているにも関わらず、脳が覚醒状態にあることです。

選択肢3. 陰茎の勃起が起こるのはレム睡眠である。

記述のとおり、陰茎の勃起が起こるのはレム睡眠です。

レム睡眠時は自律神経が不規則に変化します。

選択肢4. 全身の骨格筋が緊張するのはレム睡眠である。

レム睡眠時には、全身の骨格筋の緊張が低下しています。

選択肢5. ノンレム睡眠は脳波によって第1期から第6期に分けられる。

「第6期」ではなく「第4期」です。

ノンレム睡眠は脳波によって第1期から第4期に分けられます。

参考になった数1

03

正解は3です。

1.→×

夢を見るのはレム睡眠です。

2.→×

逆説睡眠とは、眠っているにも関わらず起きている時と近い脳波が見られる睡眠のことです。レム睡眠にあたります。

3.→○

レム睡眠時には、性的要因と無関係に陰茎の勃起が生じます。

4.→×

レム睡眠時には、骨格筋はむしろ弛緩しています。

5.→×

ノンレム睡眠は脳波によって4段階に分けられます。

参考になった数1