公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問102

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問102 (訂正依頼・報告はこちら)

境界性パーソナリティ障害<情緒不安定性パーソナリティ障害>の特徴について、最も適切なものを1つ選べ。
  • 他人の権利を無視し、侵害する。
  • 他人の動機を悪意あるものとして解釈する。
  • 過度な情動性を示し、人の注意を引こうとする。
  • 社会的関係からの離脱と感情表出の範囲の限定が見られる。
  • 対人関係、自己像及び感情の不安定と著しい衝動性を示す。

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この過去問の解説 (3件)

01

境界性パーソナリティ障害<情緒不安定性パーソナリティ障害>の特徴について問われています。

境界性パーソナリティ障害<情緒不安定性パーソナリティ障害>は、不安定な自己と他者のイメージ、感情・思考の制御不全、自傷、自殺などの衝撃的な自己破壊行為等を特徴とする障害です。

選択肢1. 他人の権利を無視し、侵害する。

他人の権利を無視し、侵害するのは、反社会性パーソナリティ障害の特徴です。

選択肢2. 他人の動機を悪意あるものとして解釈する。

他人の動機を悪意あるものとして解釈するのは、妄想性パーソナリティ障害の特徴です。

選択肢3. 過度な情動性を示し、人の注意を引こうとする。

過度な情動性を示し、人の注意を引こうとするのは、演技性パーソナリティ障害の特徴です。

選択肢4. 社会的関係からの離脱と感情表出の範囲の限定が見られる。

社会的関係からの離脱と感情表出の範囲の限定が見られるのは、シゾイドパーソナリティ障害の特徴です。

選択肢5. 対人関係、自己像及び感情の不安定と著しい衝動性を示す。

対人関係、自己像及び感情の不安定と著しい衝動性を示すのは、境界性パーソナリティ障害<情緒不安定性パーソナリティ障害>の特徴です。

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02

正解は5です。

境界性パーソナリティ障害の特徴として対人関係における理想化こき下ろしや不安定な自己像や感情、著しい衝動性が挙げられる。

1.→✖

反社会性パーソナリティ障害の特徴です。

2.→✖

猜疑性パーソナリティ障害の特徴です。

3.→✖

演技性パーソナリティ障害の特徴です。

4.→✖

ジゾイドパーソナリティ障害の特徴です。

5.→〇

境界性パーソナリティ障害の特徴です。境界性パーソナリティ障害の治療法として近年では、弁証法的行動療法が注目されています。

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03

正解は5です。

境界性パーソナリティー障害は、著しい情緒不安定さや衝動性を示し、対人関係においても不安定さが特徴的です。

1、× 反社会的パーソナリティ障害の特徴です。

2、× 妄想性パーソナリティ障害の特徴です。

3、× 演技性パーソナリティ障害の特徴です。

4、× シゾイドパーソナリティ障害の特徴です。

5、〇 境界性パーソナリティー障害の特徴です。

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