公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問109
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問109 (訂正依頼・報告はこちら)
子ども虐待対応の手引き(平成25年8月改正版、厚生労働省)で示す児童虐待のリスク要因に該当しないものを1つ選べ。
- 子どもが障害児である。
- 子どもが幼児期である。
- 養育環境が単身家庭である。
- 保護者に被虐待経験の既往がある。
- 養育環境が子ども連れの再婚家庭である。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は2です。
1、〇 子ども側のリスク要因として、「乳児、未熟児、障害児など養育者によって何らかの育てにくさを持っている子ども等がある」と手引きに書かれています。
2、× 「幼児期」ではなく、「乳児期」です。
3、〇 手引きには、養育環境のリスク要因として「家庭の経済的困窮」「社会的な孤立」「未婚を含むひとり親家庭」「内縁者や同居人がいて安定してた人間関係が保てない家庭」「離婚や再婚が繰り返されて人間関係が不安定な家庭」「親族などの身近なサポートを得られない家庭」「転居を繰り返す家庭」「生計者の失業や転職が繰り返される家庭」「「夫婦不和、配偶者からの暴力(DV)」があげられています。
4、〇 手引きには、「保護者自身が虐待を受けて育ち、現在に至るまで適切なサポートを受けていない場合にもリスク要因となることがある」とされています。
5、〇 手引きには、「子ども連れの再婚家庭」がリスク要因としてあげられています。
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02
正解は2です。
子ども虐待対応の手引きにおいて、リスク要因は4つに分類されています。
【保護者要因】【子ども要因】【環境要因】【その他】
1.→適切
【子ども要因】に該当します。
2.→不適切
一見、【子ども要因】に該当しそうです。しかし、幼児期は含まれていません。乳児期であれば【子ども要因】に含まれます。
3.→適切
【環境要因】に該当します。
4.→適切
【保護者要因】に該当します。
5.→適切
【環境要因】に該当します。
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