公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問115

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問115 (訂正依頼・報告はこちら)

保護観察において受講が義務付けられた、医学、心理学、教育学、社会学その他の専門的知識に基づく、特定の犯罪傾向を改善するための体系化された手順による専門的処遇プログラムに該当しないものを1つ選べ。
  • 暴力防止プログラム
  • 飲酒運転防止プログラム
  • 性犯罪者処遇プログラム
  • 暴力団離脱指導プログラム
  • 薬物再乱用防止プログラム

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

専門的処遇プログラムは主に4種類です。

1.→適切

暴力防止プログラムは、暴行や傷害の罪を犯した対象者が受けるプログラムです。

2.→適切

飲酒運転防止プログラムは、飲酒運転の罪を犯した対象者が受けるプログラムです。

3.→適切

性犯罪者処遇プログラムとは、強姦や強制わいせつなどの罪を犯した対象者が受けるプログラムです。

4.→不適切

暴力団離脱指導プログラムは、特別改善指導の一種です。特別改善指導では、刑務所で受刑中の人を対象にしています。保護観察者は該当しません。

5.→適切

薬物再乱用防止プログラムは、覚せい剤を使用するなどの罪を犯した対象者が受けるプログラムです。

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02

正解は4です。

専門的処遇プログラムは、心理学等の専門的知識に基づき、認知行動療法を理論的基盤として開発されたもので、4種類あります。特別遵守事項として義務付けて実施されています。

1、〇 「暴力防止プログラム」は、刑事施設においても行われており、保護観察所にも引き継がれ、一貫した指導が行われています。

2、〇 「飲酒運転防止プログラム」は、専門的処遇プログラムのひとつです。

3、〇 「性犯罪者処遇プログラム」は、専門的処遇プログラムのひとつです。

4、× 「暴力団離脱指導」は、刑事施設において、特別改善指導の1つとして行われています。

5、〇 「薬物乱用防止プログラム」は、専門的処遇プログラムのひとつです。

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