公認心理師 過去問
第1回 追加試験(2018年)
問118 (午後 問119)
問題文
心理学実験について、正しいものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 問118(午後 問119) (訂正依頼・報告はこちら)
心理学実験について、正しいものを1つ選べ。
- 行動に及ぼす要因を明らかにするために実験者が操作する変数を独立変数という。
- 剰余変数を統制するために、複数の実験者が入れ替わり実験を実施することが望ましい。
- 実験者の期待や願望が意図せずして振る舞いに表れ、参加者に対して影響を及ぼすことをホーソン効果という。
- 測定値が最大値に達することにより、説明変数の効果を検出する上で問題が生じることをキャリーオーバー効果という。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
1.→○
研究者が操作する変数を独立変数、測定される変数を従属変数といいます。
2.→×
統制する為に、なるべく同じ設定条件で実験を行うことが望ましいです。
3.→×
実験者の期待が参加者に影響を及ぼすことを実験者効果といいます。
ホーソン効果とは、他者の評価が生産性に影響を与える効果のことです。
4.→×
測定値が最大値に達して効果を検出できなくなることを天井効果といいます。
キャリーオーバー効果とは前の質問がその後の質問の回答に影響を及ぼす効果のことです。
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02
正解は1です。
1、〇 実験者が操作する変数を独立変数といいます。
2、× 複数の実験者が入れ替わり行うことで、余剰変数が増加するため間違いです。
3、× ホーソン効果ではなく、「要求特性」といわれます。
4、× キャリーオーバー効果とは、前の質問が後の質問に影響を及ぼすことをいいます。
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03
以下に解説します。
〇
適切です。
実験者によって操作される変数は「独立変数」になります。
×
不適切です。
異なる実験者が手続きを行うことで「実験者」という変数が増加してしまうため、剰余変数を統制するという目的で複数の実験者が入れ替わり実験を実施するのは誤りです。
×
不適切です。
実験者の期待や願望が意図せずして振る舞いに表れ参加者に対して影響を及ぼす現象は「実験者効果」と呼ばれます。
×
不適切です。
測定値が最大値に達することにより説明変数の効果を検出する上で問題が生じることは「天井効果」になります。
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