公認心理師 過去問
第1回 追加試験(2018年)
問120 (午後 問121)
問題文
クライエントとカウンセラーの作業同盟に問題があると疑われたときのカウンセラーの対処として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 問120(午後 問121) (訂正依頼・報告はこちら)
クライエントとカウンセラーの作業同盟に問題があると疑われたときのカウンセラーの対処として、最も適切なものを1つ選べ。
- クライエントが表現しにくい不満を言葉にすることを手伝う。
- できるだけ早く抵抗の解釈を行い、問題が恒久化しないようにする。
- カウンセラーが対人的なスタンスを変えて、クライエントに合わせる。
- 問題がクライエントの対人関係のパターンにあることをまず指摘する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
1.→○
作業同盟(治療同盟)とは信頼関係を持ちながらも、一定の心理的距離を保ち治療に取り組んでいくことです。
作業同盟に問題があると疑われるということは、クライエントとの治療関係に問題が生じているようなので、言いづらい不満を言葉にすることを手伝うなどして治療していくうえで適切といえる関係をつくりましょう。
2.→×
作業同盟の問題解決のために、抵抗の解釈をおこなうのは治療上適切とはいえません。
抵抗はクライエントの無意識の問題ですので、解釈は適切なタイミングで行いましょう。
3.→×
対人的なスタンスをクライエントに合わせて適宜変えてしまっては関係を作ることも難しいです。
自己一致の観点からも望ましいとはいえません。
4.→×
仮にクライエントの対人関係パターンに問題があるために作業同盟に問題が生じていたとしても、指摘する必要性やタイミングを吟味しどのように今後面接で扱っていくかしっかりアセスメントしたうえで、必要と判断してから指摘しましょう。
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02
正解は1です。
作業同盟(治療同盟)とは、カウンセラーとクライエントがカウンセリングの目標や課題に対して、合意の上で協力して取り組むことです。
1、〇 作業同盟に問題があると疑われる場合、カウンセラーはクライエントが悩みや不満などを言葉にできるよう働きかけるようにします。
2、× 作業同盟の構築ができていない状態で、抵抗の解釈を行うことは適切な対応とはいえません。
3、× カウンセラーが対人的なスタンスを変えることが適切な対応とはいえません。
4、× 作業同盟に問題がある状態で、適切な対応とはいえません。
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03
以下に解説します。
〇
クライエントがカウンセラーとの作業同盟に疑問を抱えている際に、クライエントの不満等を言語化する手助けを行うことは、カウンセラーが行う対応としては不適切とはいえません。
本問の選択肢中では最も適切な対応だと捉えて差し支えありません。
×
クライエントから作業同盟に疑問を呈されているという段階で、その疑いがクライエントの抵抗であると軽々に判断し早急に対応を進めるのは適切な対応とは言い難いです。
×
クライエントから作業同盟に疑問を呈されているという段階で、カウンセラーが安易に対人的なスタンスを変えることは適切な対応とはいえません。
×
作業同盟に問題が生じている疑いが存在している場面でクライエント側に問題があると指摘する行為は、仮に内容が正しかったとしても適切な対応とは言い難いです。
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