公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問122

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問122 (訂正依頼・報告はこちら)

KABC-Ⅱについて、正しいものを1つ選べ。
  • 米国版KABC-Ⅱは習得度を測る尺度を設けている。
  • 適用年齢は2歳6か月から18歳11か月までである。
  • 日本版KABC-Ⅱは米国版の正確な翻訳版になっている。
  • 流動性推理と結晶性能力からなる認知尺度と、習得尺度との2尺度から構成される。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

1.→×

日本語版のKABC-Ⅱは習得度尺度は含まれていますが、米国版には含まれていません

2.→○

対象年齢は2歳6か月~18歳11か月です。

検査の構成は、3歳4~6歳7~18歳の3つから成ります。

3.→×

日本語版のKABC-Ⅱには習得度尺度が含まれているのに対し、米国版には含まれていないことから、内容の差異が伺えます。

4.→×

認知尺度は、継次尺度同時尺度学習尺度計画尺度からなります。

ちなみに習得尺度語彙尺度読み尺度書き尺度算数尺度です。

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02

正解は2です。

1、× 習得尺度は日本版のみにあり、米国版にはありません。

2、〇 KABC-Ⅱは、2歳6ヶ月~18歳11ヵ月に適応しています。

3、× 習得尺度など日本版オリジナルな項目を含め、日本に合った内容になっています。

4、× 「認知尺度」には、「継次」「同時」「学習」「計画」の4尺度があり、「計画」が流動性推理にあたります。

「習得尺度」には、「語彙」「読み」「書き」「算数」の4尺度があり、「語彙」が結晶性知能にあたります。

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