公認心理師 過去問
第1回 追加試験(2018年)
問123 (午後 問124)

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 問123(午後 問124) (訂正依頼・報告はこちら)

感情の発達について、不適切なものを1つ選べ。
  • 1歳半頃から誇りの感情が現れる。
  • 2歳後半になると罪悪感が現れる。
  • 出生時に、快(充足)、不快(苦痛)及び興味という感情を備えている。
  • 生後半年頃までに、喜び、悲しみ、怒り、恐れ、嫌悪及び驚きという感情が現れる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1、× ルイスの感情の発達理論では、「誇り」「恥」「罪悪感」という2次的感情は2~3歳頃に生じるとされています。

2、〇 (上記に記した通りです。)

3、〇 ルイスは、出生時に「快(充足)」「不快(苦痛)」「興味(関心)」という3つの感情を持つとしています。

4、〇 ルイスは、「喜び」「悲しみ」「怒り」「恐れ」「嫌悪」「驚き」の6つの基本感情(1次的感情)が生後数か月~生後半年頃に成立するとしています。

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02

正解は1です。

1.→×

誇りや恥、照れ、屈辱感はルイス2次感情にあたります。2次感情2歳以降に発達します。

2.→○

罪悪感も2次感情に含まれます。

3.→○

出生時には、不快興味という感情が備わっているといわれています。

4.→○

喜び悲しみ怒り恐れ嫌悪驚きエクマン基本感情と呼ばれています。これらは、生得的に備わっているといわれています。

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03

不適切なものを選ぶ問題なので注意が必要です。

以下に解説します。

選択肢1. 1歳半頃から誇りの感情が現れる。

M.Lewisによれば記載の通り、2~3歳頃に「誇り」の感情が現れるとされています。

そのため不適切な選択肢になります。

選択肢2. 2歳後半になると罪悪感が現れる。

M.Lewisによれば記載の通り、2~3歳頃に「罪悪感」が現れるとされています。

そのため適切な選択肢になります。

選択肢3. 出生時に、快(充足)、不快(苦痛)及び興味という感情を備えている。

M.Lewisによれば記載の通り、出生後すぐに快や不快、興味といった感情が芽生えるとされています。

そのため適切な選択肢になります。

選択肢4. 生後半年頃までに、喜び、悲しみ、怒り、恐れ、嫌悪及び驚きという感情が現れる。

M.Lewisによれば記載の通り、生後半年頃までに「喜び、悲しみ、怒り、恐れ、嫌悪、驚きといった一次的感情」が現れるとされています。

そのため適切な選択肢になります。

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