公認心理師 過去問
第1回 追加試験(2018年)
問124 (午後 問125)

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 問124(午後 問125) (訂正依頼・報告はこちら)

内発的動機づけと外発的動機づけの分類として、誤っているものを1つ選べ。
  • 興味に基づいて行動が生起する場合は内発的動機づけに分類できる。
  • 好成績をとる目的で行動が生起する場合は内発的動機づけに分類できる。
  • 罰を回避する目的で行動が生起する場合は外発的動機づけに分類できる。
  • 他者からの賞賛を得る目的で行動が生起する場合は外発的動機づけに分類できる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

内発的動機付けとは、楽しいから勉強をするなど行動そのものが目的となっている動機づけのことです。

外発的動機付けとは、よい成績をとってゲームを買ってもらう、悪い成績だと怒られるなど行動への報酬が目的となっている動機づけです。

1.→〇

内発的動機付けに分類されます。

2.→✖

好成績は行動に対する報酬なので外発的動機づけに分類されます。

3.→〇

罰という報酬を回避しようとしていますので、外発的動機付けに分類されます。

4.→〇

他者からの賞賛は報酬にあたりますので、外発的動機付けに分類されます。

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02

誤っているものを選ぶ問題なので注意が必要です。

以下に解説します。

選択肢1. 興味に基づいて行動が生起する場合は内発的動機づけに分類できる。

記載の通り、自身の興味に基づいて行動が生起することは内発的動機づけに分類されます。

選択肢2. 好成績をとる目的で行動が生起する場合は内発的動機づけに分類できる。

好成績をとる目的で行動が生起する場合は、他者からの評価という外的要因が行動の原因となっていることから外発的動機づけに分類されるため、記載の内容は誤りです。

選択肢3. 罰を回避する目的で行動が生起する場合は外発的動機づけに分類できる。

他者からの罰という外的要因を回避するという動機が行動の原因であるため、記載の通り外発的動機づけに分類されます。

選択肢4. 他者からの賞賛を得る目的で行動が生起する場合は外発的動機づけに分類できる。

記載の通り、他者からの賞賛を得る目的で行動が生起する場合は外発的動機づけに分類されます。

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03

正解は2です。

内発的動機づけとは、自分自身の内的な要因(興味関心、好奇心など)により行動が誘発されることです。

外発的動機づけとは、外的な要因(報酬、評価など)により行動が誘発されることです。

1、〇 興味に基づいて行動が生じているので、内発的動機づけです。

2、× 好成績をとる目的は他者から評価されることと考えられるため、外発的動機づけです。

3、〇 罰という外的な要因を避けることを目的としているため、外発的動機づけです。

4、〇 他者からの賞賛という外的な要因を得ることが目的となっているため、外発的動機づけです。

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