公認心理師の過去問
第1回 追加試験(2018年)
午後 問127

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問127 (訂正依頼・報告はこちら)

間脳の解剖と機能について、正しいものを2つ選べ。
  • 間脳は中脳と小脳の間にある。
  • 視床は卵型の白質の塊である。
  • 外側膝状体は聴覚の中継に関わる。
  • 下垂体は視床下部の支配を受ける。
  • 視床は温痛覚や深部感覚の中継に関わる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は45です。

1.→✖

間脳は大脳と中脳の間に位置します。

2.→✖

視床は卵型灰白質の塊です。

3.→✖

外側膝状体は視覚の中継に関わっています。

4.→〇

下垂体視床下部支配を受けホルモンの分泌を行います。

5.→〇

視床感覚神経の中継に関わっています。そのため、温痛覚深部感覚の中継にも関わっています。

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02

正解は4と5です。

1、× 間脳は大脳と中脳の間にあります。

2、× 視床は卵型の灰白質の塊です。

中枢神経系では、白質は神経細胞の神経線維からなり、灰白質は神経細胞の細胞体部分からなります。

3、× 外側膝状体(がいそくしつじょうたい)は視床の一部で、視覚の中継に関わっています。

聴覚の中継には内側膝状体が関わっています。

4、〇 下垂体と視床下部はホルモン分泌に関わっています。

下垂体は前葉と後葉があり、前葉は視床下部から分泌される分泌刺激ホルモンにより、ホルモン分泌をおこない、後葉は視床下部で分泌されたホルモンを溜めて分泌しています。

5、〇 視床は嗅覚以外の感覚の中継に関わっています。

視床を経由して大脳皮質に送られます。

嗅覚は前頭葉下部にある嗅球を経由して大脳皮質に送られます。

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