公認心理師 過去問
第1回 追加試験(2018年)
問130 (午後 問131)

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問題

公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 問130(午後 問131) (訂正依頼・報告はこちら)

少子高齢化が進むわが国の現状について、正しいものを2つ選べ。
  • 高齢化率は約15%である。
  • 全世帯のうち児童のいる世帯は約4分の1である。
  • 高齢者のいる世帯のうち半数以上が夫婦のみ又は単独世帯である。
  • 要介護者の中で、介護が必要になった原因では、脳血管疾患が最も多い。
  • 要介護者と同居している主な介護者の約3分の1が悩みやストレスを感じている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2と3です。

1、× 高齢化率は、「令和元年版高齢社会白書」では28.1%、「令和3年版」では28.8%です。

2、〇 「平成30年国民生活基礎調査」によると、18歳未満の児童のいる世帯は全世帯の22.1%を占め、「令和元年」の調査では、21.7%です。

3、〇 「令和元年版高齢社会白書」では、65歳以上の者のいる世帯は全世帯の47.2%を占め、夫婦のみの世帯が最も多く約3割を占め、単身世帯を合わせると半数以上になります。

4、× 「平成28年国民生活基礎調査」では、介護が必要になった主な原因は「認知症」が最も多く、次いで「脳血管疾患」です。

5、× 「平成28年国民生活基礎調査」では、同居している主な介護者で悩みやストレスがあると答えた人の割合は68.9%で、約3分の2以上です。

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02

正解は23です。

1.→✖

我が国の高齢化率は29%です。

2.→〇

全世帯のうち児童がいる世帯は約4分の1です。

3.→〇

高齢者のいる世帯のうち夫婦のみ又は単独世帯は半数以上になります。

4.→✖

介護が必要になった原因で最も多いのは認知症です。

5.→✖

要介護者と同居している主な介護者の約3分の2が悩みやストレスを抱えています。

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03

正しいものを2つ選ぶ問題なので注意が必要です。

以下に解説します。

選択肢1. 高齢化率は約15%である。

×

 

不適切です。

日本の高齢化率が15%程度であったのはおおむね1995年前後であり、それ以後年々上昇の一途を辿っています。

選択肢2. 全世帯のうち児童のいる世帯は約4分の1である。

 

適切です。

記載の通り、日本における児童のいる世帯数は4分の1程度になります。

選択肢3. 高齢者のいる世帯のうち半数以上が夫婦のみ又は単独世帯である。

 

適切です。

2005年以降、高齢者のいる世帯における「夫婦のみ世帯」と「単独世帯」を合計するとおおむね50%以上の割合となっています。

選択肢4. 要介護者の中で、介護が必要になった原因では、脳血管疾患が最も多い。

×

 

不適切です。

内閣府による「高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」によると、要介護者の介護が必要になった主な原因で最も多いのは「認知症」となっています。

 

選択肢5. 要介護者と同居している主な介護者の約3分の1が悩みやストレスを感じている。

×

 

不適切です。

要介護者と同居している主な介護者のうち悩みやストレスを感じている者の割合は、どの年でもおおむね60%以上で推移しています。

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