問題
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17歳の男子A、高校2年生。スポーツ推薦で入学したが、怪我のため退部した。もともと友人は少なく、退部以降はクラスで孤立し、最近欠席も目立つようになっていた。「死にたい」と書かれたメモをAの保護者が自宅で発見し、スクールカウンセラーに面接依頼があった。保護者との面接では家庭環境に問題は特に認められず、Aは「死ぬつもりはない」と話したという。Aとの面接では、落ち着かずいらいらした態度で、「死ぬ方法をネットで検索している。高校にいる意味が無い」、「今日話したことは誰にも言わないでください」と語った。
スクールカウンセラーの判断と対応として、最も適切なものを1つ選べ。
スクールカウンセラーの判断と対応として、最も適切なものを1つ選べ。
1 .
自殺の危険は非常に低いが、Aを刺激しないよう自殺を話題にすることを避ける。
2 .
自殺の危険が比較的低いため、ストレスマネジメントなどの予防的対応を行う。
3 .
自殺の危険が比較的低いため、得られた情報は秘密にし、Aとの関係形成を図る。
4 .
自殺の危険が非常に高いため、Aの安全を確保して、医療機関の受診に結び付ける。
5 .
自殺の危険が非常に高いため、自殺企図を引き起こしたきっかけを尋ね問題の解決を図る。
( 公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問139 )