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公認心理師の過去問 第1回 追加試験(2018年) 午後 問144

問題

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大学の学生相談室のカウンセラーが、教員Aから以下のような相談を電話で受けた。
「先月、ゼミを1か月欠席している学生Bを指導するため面談しました。Bは意欲が減退し、自宅に引きこもり状態で、大学生にはよくある悩みだと励まし、カウンセリングを勧めましたがそちらには行っていないようですね。Bは私とは話せるようで、何回か面談しています。今日の面談では思い詰めた表情だったので、自殺の可能性を考え不安になりました。後日また面談することについてBは了承していますが、教員としてどうしたら良いでしょうか。」
このときのカウンセラーのAへの対応として、最も適切なものを1つ選べ。
   1 .
Bの自殺の危険性は低いと伝え、対応はAに任せる。
   2 .
カウンセラーがBと直接会ってからAと対応を検討する。
   3 .
Bにカウンセリングを受けることを強く勧めるよう助言する。
   4 .
Bの問題を解決するために継続的にAに面談することを提案する。
   5 .
危機対応として家族に連絡し医療機関への受診を勧めるよう助言する。
( 公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問144 )
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この過去問の解説 (2件)

0

正解は4です。

1、× 「Bの自殺の危険性は低い」と判断できません。

カウンセラーと教員Aは連携して対応する必要があります。

2、× Bは学生相談室に来ておらず、カウンセラーがBと直接会うことができるのかも分からない状態です。

その間、教員Aの「どうしたら良いか」という相談を保留にすることは適切な対応ではありません。

3、× 教員AはすでにBにカウンセリングを勧めています。

さらに強く勧めることで、教員AとBの信頼関係が崩れる可能性があり、適切な対応ではありません。

4、〇 教員AとBは次回の面談の約束をしており、先ずはそのつながりを維持して、Bの問題解決への糸口を探していくことを支援することが大切です。

5、× 家族に連絡する前に、危機対応を要する状況であるかを確認する必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

正解4です。

1.→✖

Bの自殺の可能性は判断しかねますので、危険性は低いと伝えるのは避けるべきでしょう。

2.→✖

カウンセリングを教員Aは学生Bにすすめていますが、カウンセラーのもとには来ていません。このことから、カウンセラーが学生Bと直接会うことの難しさが伺えます。

3.→✖

上述通り、すでにカウンセリングをすすめているにも関わらず学生Bは来ていません。それなのに、更に強くすすめては教員Aとのつながりも途絶えてしまう危険性が懸念されます。

4.→〇

学生Bは教員Aとは関係が作られているようです。まずは、教員Aとの関係を途切れさせてしまわないようにすることが適切です。

5.→✖

学生Bの自殺の危険性は判断しかねます。そういった状況で、選択肢のような早急な行動は適切とは言い難いです。

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