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公認心理師の過去問 第5回 (2022年) 午前 問10

問題

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R. S. Lazarusと S. Folkmanによるトランスアクショナルモデル〈transactional model〉の説明として、適切なものを1つ選べ。
   1 .
パニック発作は、身体感覚への破局的な解釈によって生じる。
   2 .
抑うつは、自己・世界・未来に対する否定的な認知によって生じる。
   3 .
無気力は、自らの行動と結果に対する非随伴性の認知によって生じる。
   4 .
ストレス反応は、ストレッサーに対する認知的評価とコーピングによって決定される。
   5 .
回避反応は、レスポンデント条件づけとオペラント条件づけの原理によって形成される。
( 公認心理師試験 第5回 (2022年) 午前 問10 )
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この過去問の解説 (2件)

6

「トランスアクショナルモデル」とは、ストレスを受けた際の処理の過程を説明するモデルです。ストレッサー(ストレスの原因)をどのように認知し、どのように対処するかというプロセスを指します。

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5

この問題の正解は、ストレス反応は、ストレッサーに対する認知的評価とコーピングによって決定される。 です。

各選択肢については以下の通りです。

選択肢1. パニック発作は、身体感覚への破局的な解釈によって生じる。

誤りです。これはパニック障害の認知モデルに関する説明であり、トランスアクショナルモデルの説明として不適切です。

選択肢2. 抑うつは、自己・世界・未来に対する否定的な認知によって生じる。

誤りです。これはベックの認知理論における抑うつが発生する3つの要因のうちの1つであり、トランスアクショナルモデルの説明として不適切です。

選択肢3. 無気力は、自らの行動と結果に対する非随伴性の認知によって生じる。

誤りです。これはセリグマンの実験で示された学習性無力感に関する説明であり、トランスアクショナルモデルの説明として不適切です。

選択肢4. ストレス反応は、ストレッサーに対する認知的評価とコーピングによって決定される。

正解です。トランスアクショナルモデルは、ストレスの原因への認知的評価とコーピング(ストレスへの対処法)によりストレス反応が生じる一連の過程を示したもので、本選択肢は適切といえます。

選択肢5. 回避反応は、レスポンデント条件づけとオペラント条件づけの原理によって形成される。

誤りです。回避反応はレスポンデント条件付け(古典的条件付け)によって生じた恐怖などの感情をもとに生じたオペラント反応によって引き起こされるので選択肢の内容に誤りはないですが、トランスアクショナルモデルの説明として不適切です。

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