公認心理師の過去問
第5回 (2022年)
午前 問28

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問題

公認心理師試験 第5回 (2022年) 午前 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

慢性的なコルチゾールの過剰状態に伴う症状として、正しいものを1つ選べ。
  • 低血糖
  • るい痩
  • 眼球突出
  • けいれん
  • 満月様顔貌

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題の正解は、満月様顔貌 です。

コルチゾールの過剰はクッシング症候群をもたらします。

各選択肢については以下の通りです。

選択肢1. 低血糖

誤りです。コルチゾールの過剰は高血糖をもたらします。

選択肢2. るい痩

誤りです。コルチゾールの過剰は肥満(中心世肥満)をもたらします。

選択肢3. 眼球突出

誤りです。眼球突出は甲状腺機能亢進症であるバセドウ病に特徴的です。

選択肢4. けいれん

誤りです。副腎皮質機能低下症における急激な副腎皮質ホルモンの分泌低下は、けいれんや血圧低下を伴う副腎クリーゼを引き起こします。

選択肢5. 満月様顔貌

正解です。満月様顔貌はクッシング症候群などコルチゾールの過剰に伴う特徴的な症状です。

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02

コルチゾールとは副腎皮質から分泌されるホルモンです。これが過剰になると、顔が丸くなる「満月様顔貌」や腹部に脂肪がつく「中心性肥満」になると言われています。

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