公認心理師の過去問
第5回 (2022年)
午前 問27
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問題
公認心理師試験 第5回 (2022年) 午前 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
アレルギー反応によるアナフィラキシーの症状として、最も適切なものを1つ選べ。
- 顔の腫れ
- 手の震え
- 気道の拡張
- 血圧の上昇
- 脈拍の減少
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題の正解は、顔の腫れ です。
アナフィラキシー症状とは、アレルギー反応が全身性に及んだ重篤な状態で、進行して血圧が低下するアナフィラキシーショックが起こると意識の低下や脱力が起こり命の危険を伴います。
各選択肢については以下の通りです。
正解です。アレルギーにおいて、アレルゲンの曝露によって生成された抗体は肥満細胞などに働きかけ化学物質を放出させます。これらの化学物質は血管の隙間を拡張させ皮膚や粘膜に浮腫(むくみ)をもたらします。したがって、顔の腫れはアナフィラキシーに該当します。
誤りです。アナフィラキシーにおいて、免疫反応が神経系に及びしびれが起こります
誤りです。アナフィラキシーにおいて、気道粘膜の浮腫のために気道は狭窄します。
誤りです。血管の拡張と透過性亢進によって、アナフィラキシーショックにおいて血圧は急速に低下します。
誤りです。アナフィラキシーでは正常もしくは頻脈となります。
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02
アレルギー反応によるアナフィラキシーの症状は多様ですが、湿疹などの皮膚症状、息苦しさ、嘔吐、血圧低下等が見られます。では一つずつ見ていきましょう。
医学的な知識が必要な問題になりますが、臨床に携わる専門家として覚えておきましょう。
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