公認心理師の過去問
第5回 (2022年)
午前 問49
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問題
公認心理師試験 第5回 (2022年) 午前 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
学生相談に関する説明として、不適切なものを1つ選べ。
- 学生相談では、カウンセラー、教職員、学生支援組織及び教育組織の連携と協働が重要である。
- 学生相談の対象は、深刻な困難を抱えている一部の学生ではなく、在籍する全ての学生である。
- 入学してくる多様な学生に対応するために、現在は、医学モデルでの対応が重要視されている。
- 学生相談では、個別面接のほか、合宿などを含めたグループカウンセリングやメンタルヘルス関係の講演会などが開催されている。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題の正解は、
入学してくる多様な学生に対応するために、現在は、医学モデルでの対応が重要視されている。です。
各選択肢については以下の通りです。
カウンセラー、担任などの教職員や学習支援センターなどの学生支援組織などと連携を図ることで、学生を様々な視点から支えられると考えられます。
すべての学生の相談を実施することで、微小な悩みや問題の深刻化を事前に防ぐことができる可能性が高まると考えられます。
医学モデルとは診断と治療法の提示によって疾患や不調の原因を解決していく手法です。
学生相談における対応は、医学的な観点にとどまらず相談者自身の様々な問題を考えていく必要があります。
学生相談は面接による相談のみでなく、多岐にわたる活動が存在します。
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02
学生相談とは、個別面接やグループカウンセリング、心理教育など、大学に在籍する全ての学生のメンタルヘルスの向上を図るものです。教職員や大学組織と連携しつつ、生物心理社会モデルに基づいて、多様な学生を総合的にサポートすることが求められます。よって「医学モデル」が不適切です。
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