公認心理師 過去問
第5回 (2022年)
問121 (午後 問44)

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問題

公認心理師試験 第5回 (2022年) 問121(午後 問44) (訂正依頼・報告はこちら)

BDI−Ⅱの説明として、最も適切なものを1つ選べ。
  • うつ病の診断に単独で用いる。
  • 最近1か月の状態を評価する。
  • 体重減少を問う評価項目がある。
  • 睡眠時間の増加を問う評価項目がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題の正解は、睡眠時間の増加を問う評価項目がある。 です。

各選択肢については、以下の通りです。

選択肢1. うつ病の診断に単独で用いる。

誤りです。BDI−Ⅱは自記式の質問調査票であり、うつ病の診断に単独で用いることはできません。

選択肢2. 最近1か月の状態を評価する。

誤りです。BDI−Ⅱは最近2週間の状態を評価します。

選択肢3. 体重減少を問う評価項目がある。

誤りです。BDI−ⅡではBDIに存在した体重減少についての評価項目が削除されました。

選択肢4. 睡眠時間の増加を問う評価項目がある。

正しいです。BDI−ⅡではBDIにおいて減少のみが評価項目であった睡眠時間について、増加の評価項目が追加されました。

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02

BDI=Ⅱは「ベック抑うつ質問票」とも呼ばれる、抑うつ症状の有無とその程度を測る事ができる質問票です。

この問題は、「睡眠時間の増加を問う評価項目がある」が正解です。

選択肢1. うつ病の診断に単独で用いる。

誤答です。

スクリーニングのための手段であり、診断に単独で使う事はできません。

選択肢2. 最近1か月の状態を評価する。

誤答です。

過去2週間について評価する事となっています。

選択肢3. 体重減少を問う評価項目がある。

誤答です。

BDI(BDI-IA)にはありましたが、BDI=Ⅱでは削減されています。

選択肢4. 睡眠時間の増加を問う評価項目がある。

正解です。

BDI=Ⅱで、睡眠の減少だけでなく増加も評価できるよう変更されています。

まとめ

公認心理師が働く職場では、さまざまな検査を使って、クライエントのアセスメントを行います。検査を実施する者は、その検査の意図や方法を熟知しておく必要があります。十分に学んでから実施するようにしましょう。

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03

以下に解説します。BDI−Ⅱ(Beck Depression Inventory-II)は、うつ病の症状の程度を評価するために用いられる自己報告式の質問票です。

選択肢1. うつ病の診断に単独で用いる。

BDI−Ⅱは、あくまで症状の評価に使用されるツールであり、うつ病の診断を行うためには、他の臨床的な評価や診断基準と組み合わせて用いる必要があります。

選択肢2. 最近1か月の状態を評価する。

BDI-IIは直近2週間の心理状態を評価します。

選択肢3. 体重減少を問う評価項目がある。

BDI−Ⅱには、体重の減少や食欲の低下に関する項目が含まれていますが、これは通常、症状の一部として評価されるもので、体重の減少に特化したものではありません。

選択肢4. 睡眠時間の増加を問う評価項目がある。

正解です。BDI-IIには、「睡眠の変化」に関する項目が含まれており、「睡眠時間の増加」についても評価されます。

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