公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午後 問30
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問題
公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任される者で、労働安全衛生法が定める、作業条件、作業環境の衛生上の改善や疾病の予防処置などの管理を担当する者として、正しいものを1つ選べ。
- 衛生管理者
- 衛生推進者
- 作業主任者
- 産業看護職
- 労働衛生コンサルタント
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この過去問の解説 (2件)
01
労働安全衛生法に関する問題です。労働者の安全と健康を守るために、事業者は「総括安全衛生管理者」「安全管理者」「衛生管理者」「安全衛生推進者」などを選任することが定められています。
常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任され、作業環境の衛生や労働者の健康を管理することが仕事です。
常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場では安全衛生推進者あるいは衛生推進者のいずれかを選任しなければなりません。いずれを選任しなければならないかについては事業の内容により異なります。
放射線業務にかかわる作業など、労働災害を防止するための管理を必要とする一定の作業について、選任が義務付けられているものです。
主に企業に勤務し、従業員の健康管理を行う看護職です。
労働者の安全衛生水準向上のため事業場の診断・指導を行うものです。
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02
安全で適切な労働環境を整えるために、さまざまな職種があります。
その種類や役割について、学んでおきましょう。
この問題の正答は「衛生管理者」です。
正答です。
「衛生管理者」とは、労働安全衛生法で定められている、衛生管理の専門家に与えられる国家資格です。
働く人の健康障害を防止し、衛生的な職場環境を保つことを職務とします。
誤りです。
「衛生推進者」とは、労働安全衛生法によって定められており、労働者の安全や健康の確保をする役割を担う者です。
常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場で選任される役職です。
誤りです。
「作業主任者」とは、危険な作業や有害な作業などがある場合に、労働災害を防止するために選任が義務づけられている役割です。
労働安全衛生法に基づいており、高圧室内作業やボイラー作業などの、31種類について選任されるものとなっています。
作業の指導や機械の点検、安全装置の使用状況の監視などの仕事があります。
誤りです。
「産業看護職」は、企業で働く従業員の健康管理を担当する保健師や看護師などを言います。
法律上の選任の義務はありません。
健康診断やストレスチェックだけでなく、健康教育、環境整備、健康状態が心配される従業員のフォローなどを行います。
誤りです。
「労働衛生コンサルタント」とは、労働安全衛生法に基づく国家試験に合格した、衛生に関する専門家です。
労働者の安全衛生水準向上のために、事業場の安全衛生の診断や指導などを行う事ができます。
働く人の健康を保つために、公認心理師も心の健康保持について役割を担う事があります。
健康や安全、衛生に関するさまざまな職種についても知識を持っておきましょう。
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