公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午後 問31

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問題

公認心理師試験 第6回 (2023年) 午後 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

酸素含有量が最も少ない血液が流れる血管に該当するものを1つ選べ。
  • 冠動脈
  • 肝動脈
  • 大動脈
  • 肺静脈
  • 肺動脈

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この過去問の解説 (2件)

01

酸素含有量が最も少ない血液が流れるのは、全身を巡ったのち肺に戻る血管となります。

血液の循環には、心臓から肺以外の全身をめぐり心臓に変える体循環と、心臓から肺へ、肺から心臓へと二酸化炭素の排出と酸素の受け取りを行う肺循環があります。

選択肢1. 冠動脈

心臓の筋肉に血液を送っている血管です。

選択肢2. 肝動脈

肝臓に血液を送っている血管です。

選択肢3. 大動脈

心臓から肺以外の全身へ血液を送る血管の本幹です。

選択肢4. 肺静脈

肺で酸素を受け取った血液が心臓へ戻る血管です。

選択肢5. 肺動脈

全身へ酸素を供給した血液が心臓から肺へ送られる血管です。そのため肺動脈を流れる血液が最も酸素含有量が少なくなります。

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02

この問題の正答は「肺動脈」です。

まず、血液の循環について確認しましょう。

血液は、「左心室→動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房」という流れで全身を循環しています。

血液の酸素含有量が最も少なくなるのは、心臓から送り出された血液が全身をめぐって肺へ向かう時と言えます。つまり、肺へ向かう血管である「肺動脈」に酸素の少ない血液が流れているのです。また、肺で酸素が供給されるので、肺を出たばかりの肺静脈には、酸素が最も多い血液が流れています。

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