公認心理師の過去問 第6回 (2023年) 午後 問58
この過去問の解説 (2件)
保護観察とは、犯罪をした人や非行の少年が更生できるように保護観察官及び保護司による指導や支援を受けるものです。
保護観察官とは、国家公務員であり、心理学や教育学などの専門的な知識を持っている人です。
保護司とは、研修を受け、ボランティアとして活動する人を言います。
保護観察官と保護司が協力し合いながら、門性と地域性を発揮し、指導と支援を行っています。
この問題では、保護司の役割を問われています。
では、選択を見てみましょう。
誤りです。
保護観察の実施計画を策定する事は、保護観察官の役割です。
処遇の目標、指導監督の計画などを立てます。
誤りです。
専門的処遇プログラムの実施は、保護観察官の役割です。
認知行動療法を基盤としたプログラムが行なわれます。犯罪傾向により、性犯罪者処遇プログラム、薬物再乱用防止プログラム、暴力防止プログラム、飲酒運転防止プログラムなどがあります。
正答です。
就労先に関する情報提供は、保護司の役割です。
支援を受ける人は犯罪などの経歴から定職に就く事が難しいため、保護司は就労のサポートを行います。
正答です。
日常的な面接、生活上の助言や指導は保護司の役割です。
面接をしながら生活状況を見守ります。
誤りです。
遵守事項違反に対する措置の検討は、保護観察官の役割です。
指導を受ける対象者には守るべきルールが決められています。それに違反した場合は、受けている保護観察の種類に応じた手続きがとられます。
保護観察は国家公務員である保護観察官と、民間ボランティアである保護司によって行われます。
それぞれの役割を整理しましょう。
保護観察官の役割:
専門知識に基づき、保護観察の計画策定や、再犯の際の措置を行います。
保護司の役割:
対象者を更生させるための指導や助言、情報提供を行います。
保護観察官の役割です。
保護観察官の役割です。
保護司の役割として適切です。
保護司の役割として適切です。
保護観察官の役割です。
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