公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問14 (午前 問14)
問題文
恋愛の萌芽から進展に至るプロセスを包括的に説明する理論やモデルとして、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問14(午前 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
恋愛の萌芽から進展に至るプロセスを包括的に説明する理論やモデルとして、最も適切なものを1つ選べ。
- SVR理論
- 単純接触理論
- バランス理論
- 社会的比較理論
- 自己評価維持モデル
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この過去問の解説 (1件)
01
対人関係の理論やモデルに関する設問です。
正解です。SVR理論とは、人間関係の発展プロセスを説明する理論です。
この理論を用いて恋愛の萌芽から進展に至るプロセスを説明することができます。
誤りです。単純接触理論とは、対象に繰り返し接触することで、「好き」という感情が生じる効果に関する理論です。
恋愛の萌芽から進展に至るプロセスの説明を行う理論としては適切ではありません。
誤りです。バランス理論は、3者間の関係性のバランスに関する理論です。
恋愛の萌芽から進展に至るプロセスの説明を行う理論としては適切ではありません。
誤りです。社会的比較理論とは、自分と他者を比較して自己評価を行う過程に関して提唱された理論です。
恋愛の萌芽から進展に至るプロセスの説明を行う理論としては適切ではありません。
誤りです。自己評価維持モデルとは、「課題の自己関連性」「遂行」「他者との心理的距離」を3要因として、自己評価を維持するように3要因の間の調整を行う働きをモデル化したものです。
恋愛の萌芽から進展に至るプロセスの説明を行う理論としては適切ではありません。
SVR理論に関する説明は、以下の通りです。
S:Stimulus(刺激)
V:Value(価値観)
R:Role(役割)
この理論を用いて恋愛の萌芽から進展に至るプロセスを説明するとしたら、【①外見などの「刺激」によって恋に落ち、②会話を重ねるうちに「価値観」の一致によって関係が進展し、③お互いに補い合うように「役割」を分担するようになり関係性が定着する】というような流れになります。
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