公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問90 (午後 問13)
問題文
社会的行動障害の特徴的な症状である自発性の低下、衝動性及び脱抑制と最も密接に関連している脳の部位を1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問90(午後 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
社会的行動障害の特徴的な症状である自発性の低下、衝動性及び脱抑制と最も密接に関連している脳の部位を1つ選べ。
- 後頭葉
- 前頭葉
- 側頭葉
- 頭頂葉
- 辺縁葉
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「前頭葉」です。社会的行動障害は高次脳機能障害の一種であり、行動や言動、感情をコントロールすることが難しくなる状態のことを言います。自発性の低下、衝動性、脱抑制などの症状が、脳のどの部位の働きによるものかが問われています。
不適切です。「後頭葉」は視覚情報の処理に関する働きをしています。
適切です。「前頭葉」は思考や感情、行動のコントロールに関する働きをしています。
不適切です。「側頭葉」は聴覚、記憶、言語の理解に関する働きをしています。
不適切です。「頭頂葉」は体性感覚や視覚、聴覚など、全身の感覚を統合する働きをしています。
不適切です。「辺縁葉」は脳の様々な領域から情報を受け取り、情動の表出、自律神経、本能などを司る役割を持っています。
大脳は生命活動等、人間が生きる上で大切な役割を担っており、その各部位によってそれぞれ異なる機能を有しています。大脳の各部位の名称とその役割について、理解しておきましょう。
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