第一種電気工事士の過去問
令和5年度(2023年) 午後
一般問題 問30

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問題

第一種 電気工事士試験 令和5年度(2023年) 午後 一般問題 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、自家用電気工作物構内の受電設備を表した図である。この図に関する各問いには、4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。

①に示すCVTケーブルの終端接続部の名称は。
問題文の画像
  • 耐塩害屋外終端接続部
  • ゴムとう管形屋外終端接続部
  • ゴムストレスコーン形屋外終端接続部
  • テープ巻形屋外終端接続部

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、図に示されたCVTケーブルの屋外終端接続部に関する名称を問うものです。CVTケーブル(コンデンサ・バンク用電力ケーブル)の終端部分は、接続方法に応じて異なる名称が使われます。図に示された部分がどの名称に該当するかを選択する問題です。

選択肢1. 耐塩害屋外終端接続部

耐塩書(または塩害対応仕様)は、特に塩害の多い地域に設置するための接続部品に使われる名称で、屋外で使用する場合の接続部として適切です。接続部は防塵・防水性を確保し、長期間安定して使用できるよう設計されています。この選択肢は正解です。

選択肢2. ゴムとう管形屋外終端接続部

ゴム製の保護や絶縁体を使用した接続部はありますが、「ゴムとう管形屋外終端接続部」という表現は正確ではありません。
この選択肢は不正解です。

選択肢3. ゴムストレスコーン形屋外終端接続部

ストレスコーン形の終端接続部は、特定の電力ケーブルの終端に使用されますが、問題に示されている接続部の名称とは異なります。この選択肢は不正解です。

選択肢4. テープ巻形屋外終端接続部

テープ巻き形の終端接続部は、通常のケーブルの終端には使用されることがありますが、この問題に関しては誤った選択肢です。テープ巻きではなく、耐塩対応の接続部が正解となります。この選択肢は不正解です。

まとめ

この問題では、CVTケーブルの終端接続部の名称を選ぶ問題です。正解は「耐塩書屋外終端接続部」で、特に屋外設置で塩害を防ぐために使用される接続部品です。他の選択肢は誤っており、正しい名称を選ぶためには設置条件と仕様を正確に理解する必要があります。

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