第一種電気工事士の過去問
令和5年度（2023年） 午後
一般問題 問36
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問題
第一種 電気工事士試験 令和5年度（2023年） 午後 一般問題 問36 （訂正依頼・報告はこちら）
公称電圧6.6kVの交流電路に使用するケーブルの絶縁耐力試験を直流電圧で行う場合の試験電圧［V］の計算式は。
- 6600×1.5×2
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- 6600×2×2
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この過去問の解説 （1件）
01
公称電圧6.6kVの交流電路に使用するケーブルの絶縁耐力試験を直流電圧で実施する場合の試験電圧の計算式を問う問題です。交流電圧を直流電圧に変換する際の基準式に従って計算することが求められます。
解説
絶縁耐力試験の直流試験電圧は、交流試験電圧を基に計算します。直流試験電圧は、交流電圧のピーク値を基準とするため、交流電圧に1.15（ピーク係数）を乗じて計算します。また、直流試験電圧は交流電圧の2倍を基準とすることが一般的です。
計算式
直流試験電圧 = 公称電圧 × 1.15 ÷ 1.1 × 2
この式に基づくと、正しい選択肢は次の通りです。
この式では、直流試験電圧の計算に必要な1.15 ÷ 1.1が含まれていません。不正解です。
不正解
この式は、交流電圧を直流試験電圧に変換する正しい式です。
正解
この式では、1.15 ÷ 1.1が含まれておらず、不正確な計算です。
不正解
この式では、不要な係数「2 × 2」が含まれ、正しい計算ではありません。
不正解
公称電圧6.6kVのケーブルに対する直流試験電圧の計算式は、6600 × (1.15 ÷ 1.1) × 1.5 × 2が正解です。この式に基づき、直流試験電圧を正確に求めることができます。
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