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一級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科5(施工) 問118

問題

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ガラス工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
サッシ枠が地震による面内変形を受けた場合にガラスが割れないようにするため、サッシ枠のはめ込み溝底とガラスエッジとの間に設けるエッジクリアランスの寸法を確認した。
   2 .
矩形でない形状の複層ガラスについては、2枚のガラスの複層加工を行った後、ガラスの切欠き加工及び小口処理を行う手順を、ガラス工事施工計画書にて確認した。
   3 .
外部に面する網入り板ガラスの小口部分に、ガラス用防錆塗料又は防錆テープを用いて防錆処置を施し、発錆による割れを防止した。
   4 .
ガラスの熱割れ防止対策の検討のため、建築物の立地、開口部の方位、ガラスの光特性・熱特性等により熱応力を算出し、ガラスエッジの許容応力と比較した。
( 一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科5(施工) 問118 )
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この過去問の解説 (3件)

13
1. 設問の通り
 ガラスの割れを防ぐため、ガラスエッジの四方にはエッジクリアランスを設
 けます。
 また、ガラス面の前後と枠の間には、面クリアランスを設けます。
 
2. 誤り
 複層加工を行った後は、ガラスの切り欠き及び小口処理などの加工はできま
 せん。

3. 設問の通り

4. 設問の通り
 [熱割れ]
 日射熱により温められた部分とそうでない部分(サッシに飲み込まれているガ
 ラス端部)に温度差が生じ、ガラスの低温部分(端部)に応力が発生します(熱応
 力)。
 この熱応力がガラス端部の許容熱応力を超えるとガラスが割れてしまいま
 す。

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6
1.[正]
地震時はサッシ枠が変形するためガラスとサッシ枠が干渉しないよう十分なエッジクリアランスを設けます。
2.[誤]
複層ガラスは2枚のガラス間に密閉された空気層があり、周囲はスペーサーや封着材があるため切り欠き等の加工はできません。従って誤りです。
3.[正]
網入板ガラスは防火性、飛散防止性を高めるため金網が入っています。金網の発錆を防ぐため小口には防錆塗料の塗布や防錆テープを張り付けます。
4.[正]
ガラスは日射を受ける箇所と日影の箇所で温度差が生じると熱膨張による応力が発生します。ガラスのエッジ強度を超える応力が発生すると熱割れが生じるため留意する必要があります。

1
1.設問通り、適当です。
2.誤りです。
複層ガラスは、2枚のガラスの周辺部をスペーサーや封着材で固定されているため、小口処理や切り欠き、穴あけなどの加工は出来ません。
3.設問通り、適当です。
4.設問通り、適当です。

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