一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(計画) 問14

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(計画) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 事務室内のヘビーデューティーゾーン( 重荷重ゾーン )の床の積載荷重を、2,300N/m2とした。
  • 事務室内のフリーアクセスフロアの高さを、100mmとした。
  • 事務室内の照明計画において、アンビエント照明の照度を、500lxとした。
  • 基準階の事務室の床面積を1,000m2とする貸事務所ビルの計画において、男子小便器3個、男子大便器3個、女子便器4個とした。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.[誤]
一般事務室の積載荷重は実況に応じて計算しない場合2900N/m2とします。
また、ヘビーデューティーゾーンは8000~10000N/m2程度とします。
2.[正]
フリーアクセスフロアの高さは一般に8~15cm程度です。なお、床吹出し空調を利用する場合は20~30cm程度とします。
3.[正]
事務室の机上面照度は300~750lxを標準とします。また細かい視作業を伴う場合は500~1000lx程度とします。
4.[正]
便器の数の目安は以下の通りです。
男子大便器:1個以上/60人
男子小便器:1個以上/30人
女子便器 :1個以上/20人
また、一人あたりのオフィス面積は10m2弱です。
床面積1000m2で利用人数は100人程度ですので設問の個数は適当です。

参考になった数37

02

1.誤り
  事務室の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、2900N/㎡として計算
  するよう定められています。
  特に大きな荷重が想定されるヘビーデューティーゾーンは、10000N/㎡程
  度として計算します。

2. 設問の通り

3. 設問の通り

4. 設問の通り
  基準階床面積 500〜2000㎡
  …男子大・小便器・女子大便器ともに各2〜5個程度
  
  *合わせて覚えておきましょう
  人数により算出する場合、
  男性用小便器…30人以内毎に1個
  男性用大便器…60人以内毎に1個
  女性用大便器…20人以内毎に1個

参考になった数13

03

1.誤りです。
建築基準法施行令第85条より事務室の床の積載荷重は、2,900N/㎡としなければなりません。また重荷重ゾーンでは7,850~9,800N/㎡程度、必要とします。
2.設問通り、適当です。
3.設問通り、適当です。
4.設問通り、適当です。

参考になった数9