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一級建築士の過去問 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問116

問題

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[ 設定等 ]
防水工事及び屋根工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
アスファルト防水工事において、コンクリート下地の乾燥状態については、高周波水分計による下地水分の測定により判断した。
   2 .
シーリング工事において、特記がなかったので、コンクリート壁下地の外壁のタイル目地に2成分形ポリサルファイド系シーリング材を使用した。
   3 .
アスファルト防水工事で使用する縦引き型ルーフドレンについては、ルーフドレンから雨水排水縦管までの横引き管を短くするため、ルーフドレンをパラペットの立上り部に接する位置に設置した。
   4 .
金属板による折板葺において、タイトフレームと受け梁との接合については、ボルト接合とせずに隅肉溶接とし、風による繰返し荷重による緩みを防止した。
( 一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問116 )
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この過去問の解説 (3件)

12
1. 設問の通り
コンクリート下地の乾燥状態は次のような方法で確認します。
 ①高周波水分計による下地水分の判定
 ②下地をビニルシートやルーフィング等で覆い、
  一昼夜後の結露の状態を確認
 ③コンクリート打込み後の経過日数
 ④目視による乾燥状態の確認
  (建築工事監理指針)

2. 設問の通り
外壁タイル目地やサッシ廻りのシーリングにはポリサルファイド系を使用します。

3. 誤り
ドレン等がパラペット等の立上り部に接していると、ドレン周りの防水の補強作業が不確実となる恐れがあるため、立上り部からある程度離し、防水施工に支障がない箇所に設ける必要があります。よって設問の記述は誤りです。

4. 設問の通り
タイトフレームの接合は原則として、アーク溶接による隅肉溶接とします。
また、隅肉溶接のサイズはタイトフレームの板厚と同じとします。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
正解は3です。

1:設問通りです
コンクリート下地の乾燥状態を調べる方法に、高周波水分計による下地水分の測定を行います。

2:設問通りです
ポリサルファイド材は表面にゴミ、ほこりが付きにくい特性があり、外壁タイル目地やサッシ廻りのシーリングに用います。

3:誤りです
ルーフドレンは取り付けの際にドレン周りの切り張り補強やシート類の重ね作業があるので立ち上がりからはある程度離して取り付けます。

4:設問通りです
タイトフレームの接合はアーク溶接とします。
また、溶接はタイトフレーム立ち上がり部分の縁から10mm離した両側の底部を隅肉溶接します。

3
1.適当です。
アスファルト防水工事において
コンクリート下地の乾燥状態については
高周波水分計にて含水率(8%以下)を
測定して判定します。


2.適当です。
シーリング工事において
コンクリート壁下地の外壁軒タイル目地には
2成分形ポリサルファイド系シーリング材を
使用します。


3.不適当です。
ルーフドレインとパラペットの立ち上り部は
ドレンが立上りに接していると
ルーフィング類の増し張り補強等の作業が不確実になる為
防水施工が確実に行える適切な距離を取る必要があります。


4.適当です。
金属板によるタイムフレートと受け梁の接合は
風の繰り返し荷重による緩みを防止する為
ボルト接合ではなく隅肉溶接とします。

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