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一級建築士の過去問 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問123

問題

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鉄筋コンクリート造の既存建築物の耐震改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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   1 .
コンクリート壁において、豆板が発見された部分のコンクリートの打直しを行うに当たり、図-1( X-X’断面 )のように、コンクリートをはつり取った後に露出した鉄筋と周囲のコンクリートとの隙間の寸法aを最低20mm程度とした。
   2 .
コンクリート壁において、豆板が発見された部分のコンクリートの打直しを行うに当たり、図-1( Y-Y’断面 )のように、開口部の上端のコンクリート打設側の寸法bを100mm以上となるように斜めにはつり取った。
   3 .
接着系アンカーによる「あと施工アンカー」の穿孔作業において、図-2のように、やむを得ず傾斜して穿孔しなければならなかったので、施工面への垂線に対して傾斜角cを15度以内で行った。
   4 .
壁開口部の金属系アンカーによる「あと施工アンカー」の施工において、図-3のように、既存梁の主筋とせん断補強筋で囲まれた内側になるように配置し、既存柱からのはしあきの寸法dをアンカー軸部の直径の5倍以上とした。
( 一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問123 )
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この過去問の解説 (3件)

15
正解は1です。

1:誤りです
コンクリートをはつりとったあとに露出した鉄筋は周囲に「30mm」以上の隙間をとります。

2:設問通りです
コンクリートをはつりとった開口部の上端はコンクリートを打ち込む側が広くなるように約100mm以上の差をつけます。

3:設問通りです
穿孔は施工面に対して直角とし鉄筋などにあたった場合は穿孔を中止し、付近の位置に再穿孔するのを原則とします。
やむを得ず傾斜させて穿孔する場合の傾斜角は
・金属系アンカーは傾斜角5度以内
・接着系アンカーは傾斜角15度以内
とします。

4:設問通りです
あと施工アンカーの既存柱からのはしあきの寸法dはアンカー軸部の直径Dに対して5D以上とします。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
1. 誤り
コンクリートをはつり取った後に露出した鉄筋と周囲のコンクリートとの隙間は30㎜以上とします。
よって設問の記述は誤りです。

*「豆板」…コンクリート表面に骨材が集まった状態

2. 設問の通り

3. 設問の通り
原則、あと施工アンカーの穿孔は、施工面に対して直角としますが、やむなく傾斜する場合には、施工面の垂線に対して15°以内を目安とします。

4. 設問の通り
はしあき寸法は、アンカー直径の5倍以上とします。また、へりあきは2.5倍以上かつ主筋の内側、とします。

7
1.不適当です。
コンクリート壁において
豆板が発見された部分のコンクリートの打直しを行う場合
図-1のX-X'断面の様に
コンクリートをはつり取った後に露出した鉄筋と
周囲のコンクリートとの隙間の寸法aは30mm以上とします。


2.適当です。
コンクリート壁において
豆板が発見された部分のコンクリートの打直しを行う場合
図-1のY-Y'断面の様に
開口部の上端のコンクリート打設側が広くなる様に寸法bは100mm以上とします。


3.適当です。
接着系アンカーによる「あと施工アンカー」の穿孔作業において
鉄筋等に当たってやむを得ず傾斜して穿孔する場合
施工面への垂線に対する傾斜角cは15度以内とします。


4.適当です。
壁開口部の金属系アンカーによる「あと施工アンカー」の施工において
既存梁の主筋とせん断補強筋で囲まれた内側になる様に
既存柱からのはしあき寸法dをアンカー軸部の直径の5倍以上確保し
原則として梁芯及び柱芯に打設します。

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