問題
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鉄筋コンクリート造の既存建築物の耐震改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
コンクリート壁において、豆板が発見された部分のコンクリートの打直しを行うに当たり、図-1( X-X’断面 )のように、コンクリートをはつり取った後に露出した鉄筋と周囲のコンクリートとの隙間の寸法aを最低20mm程度とした。
2 .
コンクリート壁において、豆板が発見された部分のコンクリートの打直しを行うに当たり、図-1( Y-Y’断面 )のように、開口部の上端のコンクリート打設側の寸法bを100mm以上となるように斜めにはつり取った。
3 .
接着系アンカーによる「あと施工アンカー」の穿孔作業において、図-2のように、やむを得ず傾斜して穿孔しなければならなかったので、施工面への垂線に対して傾斜角cを15度以内で行った。
4 .
壁開口部の金属系アンカーによる「あと施工アンカー」の施工において、図-3のように、既存梁の主筋とせん断補強筋で囲まれた内側になるように配置し、既存柱からのはしあきの寸法dをアンカー軸部の直径の5倍以上とした。
( 一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問123 )