一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科5(施工) 問124
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問題
一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科5(施工) 問124 (訂正依頼・報告はこちら)
建築工事の検査において、一般に使用する検査器具に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- クラックスケールは、コンクリート等に発生したひび割れの幅の測定に用いる器具である。
- 溶接ゲージは、隅肉溶接ののど厚、脚長やビード幅の測定、アンダーカット深度等を測定する器具である。
- すきまゲージは、本尺と副尺により1/20mmまでの精度で幅や深さの測定ができる器具である。
- 鋼球型テストハンマーは、タイル等の表面について、ハンマーの先端を左右に転がすように動かし又は軽打し、その音の差異で浮きがないか調べる器具である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:設問通りです
クラックスケールは改修工事においてコンクリート等に発生したひび割れの幅の測定に用います。
2:設問通りです
溶接ゲージは隅肉溶接ののど厚、脚長やビード幅の測定、アンダーカット深度等、溶接を行った部分を測定する器具です。
3:誤りです
すきまゲージは部材の隙間部分の検査を行ったり調整を行うために用いる器具です。
設問はノギスの説明となっております。
4:設問通りです
鋼球型テストハンマーは、タイル等の表面について、ハンマーの先端を左右に転がすように動かし又は軽打し、その音の差異で浮きがないか調べる器具です。
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02
クラックスケールは
コンクリート等に発生したひび割れの幅の測定に用いる縁に
何段階かの幅の直線が印刷された定規です。
2.適当です。
溶接ゲージは
隅肉溶接ののど厚、脚長やビート幅の測定
アンダーカット深度、開先角度等を測定する器具です。
3.不適当です。
すきまゲージは
ルート間隔や継手のすきま等を測定する器具です。
設問の
「本尺と副尺により1/20mmまでの精度で幅や深さの測定ができる器具」は
ノギスです。
4.適当です。
鋼球型テストハンマーは
タイル等の表面をハンマーの先端を左右に転がす様に打診して
音の差異で浮きがないか調べる器具です。
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03
[クラックスケール]…コンクリートの表面に発生するひび割れの状態やクラック幅などを計測する定規です。
2. 設問の通り
[溶接ゲージ]…溶接の肉盛、隅肉の大きさ及び角度等の測定、圧雪溶接の膨らみを測定する器具です。
3. 誤り
[すきまゲージ]…工作物などのすき間を測定するゲージで、厚さの異なる鋼板を束ねたもので、測定対象に最も近い鋼板をすき間に挿入して測定します。
設問は[ノギス]についての記述です。
4. 設問の通り
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