一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科1(計画) 問7
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科1(計画) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 乗用エレベーター( 定員24人 )は、かごの内法寸法が間口2,150mm×奥行1,600mmのものを採用した。
- 建築物の主要な出入口の有効幅員を1,500mmとし、その他の出入口の有効幅員を1,000mmとした。
- 自走式の立体駐車場における自動車の車路において、傾斜部の本勾配を1/5とし、傾斜部の始まりと終わりのそれぞれの長さ6mの部分の緩和勾配を1/10とした。
- 多人数の成人が使用する洗面所において、隣り合う洗面器の中心間距離を850mmとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
JIS規格において、24人乗りエレベーターのかごの内法寸法は
2000×1750、2150×1600とされています。
2. 設問の通り
下記の通りバリアフリー法移動等円滑化誘導基準において定められていま
す。
主要な出入口の幅:1200㎜以上
居室などの出入口:900㎜以上
3. 誤り
自動式駐車場の車路は下記の通りとします。
本勾配:1/6(17%)以下
緩和勾配:本勾配の1/2程度、長さ3.5m以上
1/5では勾配が急すぎるため、設問の記述は誤りです。
(駐車場法)
4. 設問の通り
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02
24人乗りエレベーターの一般的なかごの内法寸法は
間口2,150mm×奥行1,600mm程度です。
2.設問の通りです。
建築物の主要な出入口の有効幅員は各自治体の条例にもよりますが、135 ㎝以上とすることが望ましいです。ただし、敷地内の状況によりやむを得ない場合は、120 ㎝以上とする場合もあります。
3.誤りです。
自走式立体駐車場の車路は、傾斜部の本勾配を1/6とし、傾斜部の始まりと終わりのそれぞれの長さ6mの部分の緩和勾配を1/12以下とします。
4.設問の通りです。
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03
24人乗りの乗用EVの一般的なサイズは
間口2150mm×奥行1600mm
2.正しい
バリアフリーの誘導基準では、主出入口 120cm 以上、その他出入口 90cmと定められている。
3.誤り
傾斜部の本勾配は1/6以下とする(17%くらい)
4.正しい
洗面器の間隔は一般的には800mm前後
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