一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科1(計画) 問16
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科1(計画) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
医療・福祉等の用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 「介護老人保健施設」は、医療ケアを必要とする要介護者に対し、看護や医学的管理下における介護及び機能訓練等並びに日常生活上の世話を行うことにより、入所者が自立した日常生活を営むことや居宅における生活への復帰を目指す施設である。
- 「急性期リハビリテーション」は、疾患に応じ90日から180日をかけて身体の機能や日常生活動作( ADL )の改善を目指すことであり、専門リハビリテーション医療機能をもつ医療施設で行われている。
- 「放課後等デイサービス事業所」は、就学中の障がい児に対して、放課後や夏休み等の長期休暇中において、生活能力の向上のための訓練や支援等を継続的に提供するもので、指導訓練室や支援に必要な設備・備品等を備えることが求められている。
- 「日本版CCRC( Continuing Care Retirement Community )」は、大都市に在住する高齢者が健康な段階から地方へ移住し、地域活動に積極的に参加することをとおして、地域社会に溶け込み、多世代と交流・共働する居住が基本となっている。
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この過去問の解説 (3件)
01
介護老人保健施設は入院は不要。かつ家庭への復帰を目標とする人の施設
2.誤り
発症後2週間~1か月:急性期リハビリ
発症後2か月~6か月:回復期リハビリ
発症後6か月~:維持期リハビリ
3.正しい
4.正しい
日本版CCRCは地域社会において、介護、医療が必要になった場合。継続的にケアを行えるような地域作りを目指している。
4.
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02
「介護老人保健施設」は、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、 家庭への復帰を目指す施設です。
2.誤りです。
「急性期リハビリテーション」は、発症から数日後~1か月くらいの期間で展開されるものです。
3.設問の通りです。
生活能力向上のための訓練などを継続的に提供することで、学校教育と相まって障害児の自立を促進するとともに、放課後等の居場所づくりを行うものです。
4.設問の通りです。
東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応じ地方に移り住み、多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要な医療・介護を受けることができるような地域づくりを目指すものです。
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03
[介護老人保健施設]は、[特別養護老人ホーム]と同様に介護保険を利用でき
る施設介護サービスです。老健はリハビリを中心とした介護を受けながら
在宅での生活への復帰を前提としているので、特養に比べ、リハビリの設
備が充実しています。
2. 誤り
[急性期リハビリテーション]とは、
発症や手術直後の早い段階(発症から数日後〜1ヶ月位の期間)で開始さ
れるリハビリテーションです。
設問は[回復期リハビリテーション]についての記述です。
3. 設問の通り
放課後等デイサービス事業所では、自立した日常生活を営むために必要な
訓練や創作的活動、地域交流の機会の提供等のサービスを提供します。
4. 設問の通り
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