一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科2(環境・設備) 問28
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科2(環境・設備) 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
- 減法混色は、色を吸収する媒体を混ぜ合わせて別の色を作ることをいい、混ぜ合わせを増やすごとに黒に近づく。
- XYZ表色系における三原刺激X、Y、ZのうちのYは、光源色の場合、測光的な明るさを表している。
- マンセル表色系における彩度は、0から10までの数値で表される。
- 日本産業規格( JIS )の「安全色 - 一般事項」において、「緑」は、「安全状態」及び「進行」を表している。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.設問の通りです。
減法混色は、色を吸収する媒体を混ぜ合わせて別の色を作ることをいい、混ぜ合わせを増やすごとに黒に近づきます。加法混色は混ぜ合わせると白に近づきます。
2.設問の通りです。
XYZ表色系における三原刺激X、Y、ZのうちのYは、光源色の場合、測光的な明るさを表します。
3.誤りです。
マンセル表色系における、0から10までの数値で表されるものは彩度でなく明度です。
4.設問の通りです。
日本産業規格( JIS )の「安全色-一般事項」において、「緑」は、「安全状態」及び「進行」を表します。
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02
[減法混色]…イエロー(Y)・シアン(C)・マゼンタ(M)を組み合わせて色を表
現し、全て混ぜ合わせると黒になります。
[加法混色]…赤(R)・緑(G)・青(B)を組み合わせて色を表現し、全て混ぜ合
わせると白になります。
2. 設問の通り
[XYZ表色系]…混色系の色体系で、RGBの混色の原理を用いています。Yは
明るさ(視感反射率)を表します。
3. 誤り
[マンセル表色系]…色の三属性による表色体系です。彩度(Chroma)を表す
数値は、彩度が高くなるほど大きくなり、その最高値は色相によって異な
ります。設問は明度(Value)についての記述です。
4. 設問の通り
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03
減法混色:すべて混ぜると黒
加法混色:すべて混ぜると白
2.正しい
XYZ表色系は色をXYZで表し、明るさはYのみが表す。
3.誤り
マンセル表色において彩度の上限は色によって異なる。明度はどの色も11段階で表す。
4.正しい
緑は安全、青は指示など。
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