一級建築士 過去問
平成29年(2017年)
問36 (学科2(環境・設備) 問36)
問題文
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
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問題
一級建築士試験 平成29年(2017年) 問36(学科2(環境・設備) 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨造の建築物においては、雷保護システムの引下げ導線に、地上部分の構造体の鉄骨を利用することが望ましい。
- 接地には、外部雷保護用接地、電位上昇による感電等を防ぐ保安用接地、電位変動による電子機器の機能障害を防ぐ機能用接地等がある。
- 接地工事の接地線には、過電流遮断器を施設してはならない。
- 埋設接地極は、酸等で腐食するおそれがなく、水気の少ない場所を選定して地中に埋設することが望ましい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1. 設問の通り
鉄筋や鉄骨等の構造体利用とした統合単一の接地システムとするのが、雷
保護の観点から望ましいとされています。
2. 設問の通り
3. 設問の通り
過電流遮断器とは、許容値を超える電流が電線に流れると、自動的に遮断
するもので、接地線には施設してはいけません。
4. 誤り
埋設接地極は、水気のある場所を選定します。これは湿潤な地域ほど接地
抵抗値が低く、電流が地中に流れやすくなるためです。
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02
RC造の鉄筋やS造の鉄骨は引き下げ導線として利用可能。
利用するのが望ましいと記載されることもあるので覚えておく。
2.正しい
接地には保安用、機能用、静電気障害防止用、外部雷保護用といろいろ種類がある。
3.正しい
遮断機を設けると接地の意味がなくなってしまう。
4.誤り
埋設場所は水気が多く腐食しにくそうな場所を選定する。
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03
鉄骨造の建築物において、雷保護システムの引下げ導線に地上部分の鉄骨を利用できます。
2.設問の通り
接地には、外部雷保護用接地、保安用接地、機能用接地等の種類があります。
3.設問の通り
遮断器を設けると電流が遮断され接地できなくなり故障の原因になるため、接地工事の接地線には過電流遮断器を施設してはいけません。
4.誤りです
埋設接地極は接地しやすさを考慮して、水気の多い場所を選定します。
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