一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科3(法規) 問41

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問題

一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科3(法規) 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
  • 「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律第38条の2の規定」並びにこの規定に基づく命令及び条例の規定で建築物の敷地、構造又は建築設備に係るものは、「建築基準関係規定」である。
  • 防火戸であって、これに通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後45分間当該加熱面以外の面に火炎を出さないものとして、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるものは、「特定防火設備」である。
  • 同一敷地内に二つの地上2階建ての建築物( 延べ面積はそれぞれ400m2及び200m2とし、いずれも耐火構造の壁等はないものとする。 )を新築する場合において、当該建築物相互の外壁間の距離を5mとする場合は、二つの建築物は「延焼のおそれのある部分」を有している。
  • スポーツの練習場の用途に供する建築物は、非常用の照明装置の設置に関する規定における「学校等」に含まれる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 設問の通り
  令9条十一号より、正しい記述です。

2. 誤り
  令109条1項、令112条1項カッコ書きより、
  特定防火設備は、加熱開始後[1時間]火災を出さないものでなければいけ
  ません。よって設問の記述は誤りです。

3. 設問の通り
  法2条六号より、
  延べ面積が500㎡超なので、一の建築物とみなされないため、外壁間の中
  心線から1階は3m、2階は5mの範囲が延焼のおそれのある部分となり
  ます。

4. 設問の通り
  令126条の2 1項二号、令126条の4三号より、正しい記述です。

参考になった数8

02

1.設問の通りです
建築基準法令9条十一号より、正しいです。

2.誤りです
建築基準法令109条1項、令112条1項より、「特定防火設備」は加熱開始後1時間、当該加熱面以外の面に火炎を出さないものでなければいけません。

3.設問の通りです
法2条六号より、正しいです。

4.設問の通りです
令126条の2 1項二号、令126条の4 三号より、正しいです。

参考になった数2

03

1.正しい
法6条1項、令9条十一号

2.誤り
令109条1項
特定防火設備:1時間

3.正しい
法2条六号

4.正しい
令126条の21項二号
令126条の4三号

参考になった数1