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一級建築士の過去問 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問86

問題

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鉄骨構造の柱脚の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
露出形式柱脚に使用する「伸び能力のあるアンカーボルト」には、「建築構造用転造ねじアンカーボルト」等があり、軸部の全断面が十分に塑性変形するまでねじ部が破断しない性能がある。
   2 .
一般的な根巻形式柱脚における鉄骨柱の曲げモーメントは、根巻鉄筋コンクリート頂部で最大となり、ベースプレートに向かって小さくなるので、根巻鉄筋コンクリートより上部の鉄骨柱に作用するせん断力よりも、根巻鉄筋コンクリート部に作用するせん断力のほうが大きくなる。
   3 .
根巻形式柱脚において、柱脚の応力を基礎に伝達するための剛性と耐力を確保するために、根巻鉄筋コンクリートの高さが鉄骨柱せいの2.5倍以上となるように設計する。
   4 .
埋込形式柱脚において、鉄骨柱の剛性は、一般に、基礎コンクリート上端の位置で固定されたものとして算定する。
( 一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科4(構造) 問86 )
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この過去問の解説 (3件)

8
1. 設問の通り
  露出柱脚に用いられるアンカーボルトは、ネジ部に先立ち軸部が降伏する
  ことが求められ、一般にJIS規格品の転造ねじアンカーボルト等が用いられ
  ます。

2. 設問の通り

3. 設問の通り
  根巻き鉄筋コンクリートの高さは、柱せい(柱の見付け幅のうち大きい方)
  の2.5倍以上であること、と定められています。
  (建告1456号)

4. 誤り
  支点の位置は、基礎コンクリートの上端から柱の断面せいの1.5倍下がっ
  た位置で固定されたものとして剛性を算定します。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
1.[正]
設問の通りです。
2.[正]
根巻柱脚に作用する曲げは鉄骨柱と鉄筋コンクリート部で負担します。鉄骨柱の負担比率は頂部が最大でベースプレートで0となります。
3.[正]
設問の通りです。
4.[誤]
基礎梁等の剛性を考慮して固定点はコンクリート上端から1.5D(D:柱せい)下がった位置とします。

3
1.記述のとおりです。
 伸び能力のあるアンカーボルトには、「建築構造用転造ねじアンカーボル
 ト」や「建築構造用切削ねじアンカーボルト」等が使用されています。
2.記述のとおりです。
3.記述のとおりです。
 根巻形式柱脚において、柱脚の応力を基礎に伝達するための剛性と耐力を確
 保するために、鉄骨柱せいの2.5倍以上をコンクリートの中に鉄骨柱を入れる
 必要があります。
4.埋込形式柱脚において、鉄骨柱の剛性は、一般に基礎コンクリート上端から
 柱の断面せいの1.5倍下がった位置で固定されたものとして算定します。

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