一級建築士の過去問
平成29年(2017年)
学科5(施工) 問121

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問題

一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問121 (訂正依頼・報告はこちら)

各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 鋼板製屋根用折板を使用した屋根工事において、折板のけらば包みを1.8mの間隔で端部用タイトフレームに取り付けた。
  • 鉄筋コンクリート造の建築物の屋根スラブに縦形ルーフドレンを取り付けるに当たり、梁との干渉がないことを確認のうえ、ルーフドレンの径が150mmであったので、あご付きパラペットのあごの垂直面からルーフドレンの中心までの距離が400mm確保されていることを確認した。
  • 屋上のパラペットにおいて、オープン形式のアルミニウム製笠木の取付けに当たり、笠木部の固定金具の取付け完了後、コーナー部分の笠木を先に取り付け、直線部分の笠木については、両端から定尺部材を取り付け、中央部に調整部材を取り付けた。
  • 建具工事において、防火扉の危害防止装置の検査については、扉の閉鎖時間をストップウォッチにより測定し、扉の質量により運動エネルギーを確認するとともに、プッシュプルゲージにより閉鎖力を測定した。

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この過去問の解説 (3件)

01

以下に解説します。

選択肢1. 鋼板製屋根用折板を使用した屋根工事において、折板のけらば包みを1.8mの間隔で端部用タイトフレームに取り付けた。

公共建築工事標準仕様書より、折板のけらば包みは1m程度の間隔で端部用タイトフレームなどに取り付けます。

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02

以下に解説します。

選択肢1. 鋼板製屋根用折板を使用した屋根工事において、折板のけらば包みを1.8mの間隔で端部用タイトフレームに取り付けた。

誤り→けらば包みに取付けるタイトフレームは1m程度の間隔になります。

選択肢2. 鉄筋コンクリート造の建築物の屋根スラブに縦形ルーフドレンを取り付けるに当たり、梁との干渉がないことを確認のうえ、ルーフドレンの径が150mmであったので、あご付きパラペットのあごの垂直面からルーフドレンの中心までの距離が400mm確保されていることを確認した。

正しい→記述の通りです。

選択肢3. 屋上のパラペットにおいて、オープン形式のアルミニウム製笠木の取付けに当たり、笠木部の固定金具の取付け完了後、コーナー部分の笠木を先に取り付け、直線部分の笠木については、両端から定尺部材を取り付け、中央部に調整部材を取り付けた。

正しい→屋上のパラペットの笠木取り付けは両端部から取り付け中央部で調整します。

選択肢4. 建具工事において、防火扉の危害防止装置の検査については、扉の閉鎖時間をストップウォッチにより測定し、扉の質量により運動エネルギーを確認するとともに、プッシュプルゲージにより閉鎖力を測定した。

正しい→記述の通りです。

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03

以下に解説します。

選択肢1. 鋼板製屋根用折板を使用した屋根工事において、折板のけらば包みを1.8mの間隔で端部用タイトフレームに取り付けた。

公共建築工事標準仕様書により、折板のけらば包みを1m程度の間隔で端部用タイトフレームに取り付けます。

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