一級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科1(計画) 問2
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問題
一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科1(計画) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
日本における伝統的な木造建築物の屋根に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 組物は斗(ます)と肘木との組合せをいい、肘木が壁から外に二段に出ている組物は舟肘木と呼ばれている。
- 瓦葺きは、仏教の伝来とともに伝わり、各地で様々な試行が行われ、江戸時代において桟瓦葺きが考案されている。
- 垂木は、一般に、唐様(禅宗様)では放射状に配置され、和様では平行に配置されている。
- 桔はね木は、梃て子この原理を利用して、長く突き出ている軒先を支えるために、軒裏から小屋組内に取り付けられる材をいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 正しい。桟瓦葺とは、平瓦と丸瓦を一体化させた波型の桟瓦を使用した屋根の葺き方であり、江戸時代に考案されました。
3. 正しい。垂木とは、屋根の板や下地を支持するために棟から桁に掛ける部材のことです。
4. 正しい。桔木とは、長く突き出る軒先を支えるために設置される水平部材です。
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02
2.設問通りです。
3.設問通りです。
4.設問通りです。
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03
1.誤り→肘木とは、軒桁を受けるための部材です。「舟肘木」とは、舟のような形をした肘木になります。
肘木が壁から外に二段に出ている組物は「二手先」という部材になります。
2.正しい→記述の通りです。
3.正しい→唐様(禅宗様)では放射状に配置された垂木の事を扇垂木と言います。
4.正しい→記述の通りです。
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