一級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科1(計画) 問8

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問題

一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科1(計画) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

造形に対する人間の知覚に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 黄金比は、その比率がもつ安定感から造形美を得るために古くから採用され、人体各部の寸法の比率がこれに近似するといわれている。
  • ゲシュタルト心理学の基礎概念においては、形や存在が認められる部分を「地」、その背景となる部分を「図」という。
  • 線遠近法がつくりだす立体感の効果を建築物に応用することにより、奥行感を強めたり弱めたりすることができる。
  • 建築物の立面が大きなスケールになると、軒線等の水平線がその中央部で垂れたように見えたり、柱等の垂直線が傾いて見えたりする現象が生じる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 正しい。黄金比は8頭身の人体比率に近似しており、ル・コルビュジエの「モデュロール」等にも使用されています。
2. 誤り。形や存在が認められる部分を「図」、その背景となる部分を「地」といいます。
3. 正しい。線遠近法とは、手前のものから奥に遠ざかるについて小さく見えるという遠近法を線画によって透視的に表現する手法です。
4. 正しい。設問の通りです。

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02

1.設問通りです。
2.ゲシュタルト心理学の「図と地」という基礎概念では、背景から分離して形や存在が認められる部分を「図」と言い、背景となる部分を「地」と言う。
3.設問通りです。
4.設問通りです。

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03

1.正しい→記述の通りです。

2.誤り→形や存在が認められる部分を「図」、その背景となる部分を「地」と言います。

3.正しい→記述の通りです。

4.正しい→記述の通りです。

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